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「すごくクールだね」吉田正尚からの“リスペクト”に名手ハーパーが反応! 止まらない活躍ぶりを称賛「本当に素晴らしい」

THE DIGEST編集部

2023.05.06

日本時代からハーパー(左)に憧れを抱く吉田(右)。5日の直接対決を前にハーパーがコメントを寄せた。(C)Getty Images

 勢いが止まらない日本人ルーキーに憧れの選手からも賛辞が届いた。

 現地時間5月5日、ボストン・レッドソックスの吉田正尚は、敵地シチズンズバンク・パークで行なわれたフィラデルフィア・フィリーズ戦に「2番・左翼」でスタメン出場。4打数1安打、1得点で5試合連続マルチ安打とはならなかったが、連続試合安打を今季メジャー最長の「15」に伸ばし、打率も.315と高水準を維持している。

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 この日は、過去2度のMVP受賞を誇り、天才打者として名を馳せる"ショーマン"ことブライス・ハーパーと初対決。かねてより彼を「憧れの存在」と公言してきた吉田は、オリックス時代にかつてハーパーがつけていた背番号「34」を選んだ。さらに愛犬に「ハーパー」、愛猫には「ブライス」と名付けている。そんなエピソードには、現地も大きな関心を示していた。
 
 米放送局『NBC Sports』によると、吉田のリスペクトを受けたハーパーは試合前に取材に応じ、「若い頃はある人物を尊敬し、見習おうとするものだ。僕の場合、それは父親だった」と話し始め、「我々を養うために、いつも一生懸命働く姿を見ていた」と言及。「他の人たちに影響を与えられるというのは、すごくクールなことだ」と答えた。

 また、「誰かに尊敬されるというのは、とても謙虚な気持ちになれる」と語り、吉田のパフォーマンスに対しては「彼はこっちに来て、最初の数週間で大きな成功を収めてみせた」と称賛。そして、次のように続けた。

「特にボストンという厳しいマーケットを考えれば、現時点でこのような活躍を見せているのは、本当に素晴らしいことだ」

 なおこの日、レッドソックスはフィリーズに5対3で勝利。現地4月29日のクリーブランド・ガーディアンズ戦から怒涛の7連勝を飾っている。

構成●THE DIGEST編集部

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