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MLB

「美しいスイングだ!」大谷翔平の”技あり”二塁打に米メディアが注目!ミートポイントに「まるでイチローのよう」と感嘆の声も

THE DIGEST編集部

2023.05.14

3回の第2打席にタイムリー二塁打を放った大谷。(C)Getty Images

3回の第2打席にタイムリー二塁打を放った大谷。(C)Getty Images

 現地5月13日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が「3番・指名打者」でスタメン出場。3回の第2打席にタイムリー二塁打を放つなど4打数1安打1打点の活躍だったが、チームは終盤の8回に逆転を許して黒星を喫した。

 1点をリードした初回の第1打席で空振り三振に倒れた大谷だったが、3回無死一、二塁のチャンスで迎えた第2打席では、外角高めに外れた94.1マイル(約151.4キロ)の直球をレフト線へ運び、適時二塁打。塁上で笑顔を見せた。

 レフト方向への綺麗な流し打ちとなった二塁打に、現地メディアも注目だ。米データ分析会社『Codify Baseball』はツイッターに大谷の二塁打をスローモーションでリプレイ。「ボールはプレートの真上にある。ショウヘイ・オオタニのバットはここだ」と記し、テクニカルなバットコントロールだと評した。

 この動画に対し、現地ファンからは「美しいスイングだ」「彼はまるで、イチローのようなバッティングをする」「すごいポイントでミートしているぞ!」「このボールの飛ばし方は正気とは思えない」など感嘆の声が漏れている。
 
 他にも、ロサンゼルスの地元放送局『Bally Sports West』は大谷の二塁打に対し、「ドライブインだ!」と称え、打球速度93.5マイル、距離273フィート、打球角度15度
だと紹介。この大谷のタイムリー二塁打で2点をリードすると、続くアンソニー・レンドーンが中犠飛でエンジェルスがもう1点を追加し、スコアを3対0とした。

 第3打席は四球で出塁し、7回の第4打席は96.8マイル(155.7キロ)のフォーシームで空振り三振。チームは4対2とリードした8回にザック・ネトの本塁打で2点を加え、点差を4点に広げるが、その裏のリリーフ陣が大誤算だった。

 3番手のアンドリュー・ウォンツが2点を返されると、フィル・ネビン監督はたまらず、ライアン・テペラにチェンジ。なおも1死一、三塁で5番のジョシュ・ネイラーに痛恨の逆転3ランを浴びる。さらに、アンドレス・ヒメネスにもライトスタンドにソロ弾を打たれ、一挙6点を失った。

 最大4点あったリードを守れず、結局エンジェルスは6対8で逆転負け。9回に回ってきた第5打席で大谷は二ゴロに終わり、チームの貯金はふたたび「2」に戻った。

構成●THE DIGEST編集部

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