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「カッコイイ!」今季4度目猛打賞のヌートバーがグリーンモンスター内に潜入!貴重映像に反響「大谷のサインもあるのかな?」

THE DIGEST編集部

2023.05.15

母の日に今季4度目の猛打賞をマークしたヌートバー。(C) Getty Images

"たっちゃん"が「母の日」に大暴れした。

 現地5月14日、セントルイス・カーディナルスは敵地でボストン・レッドソックスと対戦。日系人として史上初めて侍ジャパンに参加し、切り込み隊長として世界一に貢献したラーズ・ヌートバーは「1番・右翼」で先発出場。6打数3安打の猛打賞とバットが当たり、チームも14安打と猛攻。9対1で大勝した。

 侍ジャパンでチームメイトとして世界一に貢献した吉田正尚との直接対決だったが、この日はヌートバーに軍配が上がった。2人とも「母の日」にちなんでピンク色のバットを使って試合に出場したが、快音が響いたのはヌートバーの方だった。

 初回からレフト線へ二塁打を放ち、チャンスメイク。2番のポール・ゴールドシュミットが右適時打でヌートバーを返し、わずか9球でカーディナルスが先制した。3点リードの6回にも1死一塁から左安打でチャンスを拡大させ、チームは2点を追加した。

 8回、先頭打者で登場したヌートバーは4球目高めのストレートを弾き返し、打球は吉田が守るレフト方向へ高く上がり、グリーンモンスターを直撃。この日2本目となる二塁打を放ち、今季4度目の猛打賞を達成。4番ノーラン・アレナドのダメ押し3ラン本塁打を呼び込んだ。

 3回の出塁で全て生還し、先頭打者としての役割を十二分に果たしたヌートバー。打率も.302と3割台に復帰し、14安打9得点の完勝に貢献した。
 
 実は試合前、ヌートバーはフェンウェイ・パークの名物"グリーンモンスター"の中に潜入。その様子をカーディナルスの公式ツイッターが動画で投稿し、話題を呼んでいる。

 ヌートバーはフェンス裏に書かれた往年の名選手たちのサインに興味津々。その瞳はまるで、ひとりの野球少年のように輝いていた。一通り探索すると、最後は自らもサインを書き入れて動画は終わった。動画のコメント欄には「カッコイイ!」「これでラーズも真のメジャーリーガーだ」「大谷のサインもどこかに書いてあるのかな?」など、日米ファンを中心にメッセージが寄せられた。

 明るい性格と親しみやすいキャラクターで、すっかり日本の野球ファンも虜にしたヌートバー。「母の日」にこれ以上ない最高の結果を母・久美子さんにプレゼントした。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】ヌートバーがグリーンモンスター内に潜入!