二刀流スターが放った強烈な一発の反響が止まらないようだ。
現地5月15日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が、敵地でボルティモア・オリオールズ戦に「3番・投手兼指名打者」としてスタメン出場。同点で迎えた4回に飛距離139メートルの第9号勝ち越し3ランホームランを放ち、球場を騒然とさせた。
2回に先制点をもらった大谷はその裏、オリオールズのアダム・フレイジャーに逆転2ラン本塁打を打たれる。1点ビハインドのエンジェルスは3回2死一、二塁でジオ・アーシェラが2点タイムリー二塁打を放ち再逆転。だがその裏、大谷はふたたびオリオールズの3番アンソニー・サンタンデアーにバックスクリーンへ逆転2ランホームランを許し、序盤だけで2被弾4失点を喫した。
ピッチングに苦しむ二刀流スターに援護射撃を送ったのは、この日マスクを被ったチャド・ウォーラクだった。4回、カウント3-1から5球目の速球を右中間席に叩き込むソロホームランでエンジェルスが同点。大谷も「流れを手繰り寄せてくれた」と称賛する女房役の一発でエンジェルスが試合を振り出しに戻すと、なおも1死一、二塁で大谷に打席が回る。
二刀流スターは初球のカーブを一気に振り抜くと、打った瞬間に確信する第9号勝ち越し3ランホームランを右翼スタンドに放った。自らのバットで奪い返した展開に、球場のボルテージは最高潮。この特大弾を見たMLB識者たちからも、驚愕のコメントが相次いだ。
まず、MLB公式『MLB.com』のデータ部門に精通するサラ・ラングス氏は「先発投手が飛距離456フィート(138.9メートル)、打球速度114.6マイル(184.4キロ)」とツイッターに綴り、大谷が放った本塁打の数値に感嘆の声を漏らした。もうひとり、同サイトに記事を寄稿しているブレント・マグワイア記者は大谷のホームランを速報で報じ、「ショウヘイ・オオタニが勝ち越し3ラン。彼の基準を考えても絶対的な特大弾だった」と絶賛している。
多くの記者陣を抱える『MLB.com』の公式ツイッターも大谷の一発に即反応。「ショウヘイ・オオタニは均衡を破り、相手の心をへし折るホームランを放った」と綴り、最大級の賛辞をエンジェルスの背番号17に送った。
大谷の特大弾などで一挙5点を奪ったエンジェルスは、5回にも大谷の三塁打を皮切りに1点を追加。二刀流スターはその裏に、この日3本目となるソロ本塁打を打たれたが、その後は持ち直し7イニングを投げ4安打、5奪三振、2四球。5失点を喫したが、先発の役割を果たした。
猛打賞の大谷は二塁打を放てばサイクル安打という期待もあったが、第5打席は二ゴロ。9回1死で迎えた6度目の打席は左安打で、惜しくも記録を逃したが5打数4安打3打点と無双の活躍を見せた。チームは9対5で勝利を収め、大谷に今季5勝目が付いた。
2023年シーズン、二刀流スターの輝きはますます増している。
構成●THE DIGEST編集部
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現地5月15日、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が、敵地でボルティモア・オリオールズ戦に「3番・投手兼指名打者」としてスタメン出場。同点で迎えた4回に飛距離139メートルの第9号勝ち越し3ランホームランを放ち、球場を騒然とさせた。
2回に先制点をもらった大谷はその裏、オリオールズのアダム・フレイジャーに逆転2ラン本塁打を打たれる。1点ビハインドのエンジェルスは3回2死一、二塁でジオ・アーシェラが2点タイムリー二塁打を放ち再逆転。だがその裏、大谷はふたたびオリオールズの3番アンソニー・サンタンデアーにバックスクリーンへ逆転2ランホームランを許し、序盤だけで2被弾4失点を喫した。
ピッチングに苦しむ二刀流スターに援護射撃を送ったのは、この日マスクを被ったチャド・ウォーラクだった。4回、カウント3-1から5球目の速球を右中間席に叩き込むソロホームランでエンジェルスが同点。大谷も「流れを手繰り寄せてくれた」と称賛する女房役の一発でエンジェルスが試合を振り出しに戻すと、なおも1死一、二塁で大谷に打席が回る。
二刀流スターは初球のカーブを一気に振り抜くと、打った瞬間に確信する第9号勝ち越し3ランホームランを右翼スタンドに放った。自らのバットで奪い返した展開に、球場のボルテージは最高潮。この特大弾を見たMLB識者たちからも、驚愕のコメントが相次いだ。
まず、MLB公式『MLB.com』のデータ部門に精通するサラ・ラングス氏は「先発投手が飛距離456フィート(138.9メートル)、打球速度114.6マイル(184.4キロ)」とツイッターに綴り、大谷が放った本塁打の数値に感嘆の声を漏らした。もうひとり、同サイトに記事を寄稿しているブレント・マグワイア記者は大谷のホームランを速報で報じ、「ショウヘイ・オオタニが勝ち越し3ラン。彼の基準を考えても絶対的な特大弾だった」と絶賛している。
多くの記者陣を抱える『MLB.com』の公式ツイッターも大谷の一発に即反応。「ショウヘイ・オオタニは均衡を破り、相手の心をへし折るホームランを放った」と綴り、最大級の賛辞をエンジェルスの背番号17に送った。
大谷の特大弾などで一挙5点を奪ったエンジェルスは、5回にも大谷の三塁打を皮切りに1点を追加。二刀流スターはその裏に、この日3本目となるソロ本塁打を打たれたが、その後は持ち直し7イニングを投げ4安打、5奪三振、2四球。5失点を喫したが、先発の役割を果たした。
猛打賞の大谷は二塁打を放てばサイクル安打という期待もあったが、第5打席は二ゴロ。9回1死で迎えた6度目の打席は左安打で、惜しくも記録を逃したが5打数4安打3打点と無双の活躍を見せた。チームは9対5で勝利を収め、大谷に今季5勝目が付いた。
2023年シーズン、二刀流スターの輝きはますます増している。
構成●THE DIGEST編集部
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