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MLB

「あれは怒りの一発だ」大谷翔平の圧倒的な打棒をエ軍指揮官が手放しで称賛!「今まで見たことがないよ」

THE DIGEST編集部

2023.05.16

通算5勝目をマークした大谷。打っては特大3ランなど4安打3打点の大暴れだった。(C)REUTERS/AFLO

通算5勝目をマークした大谷。打っては特大3ランなど4安打3打点の大暴れだった。(C)REUTERS/AFLO

 大谷翔平の成長を見守ってきた指揮官も、そのハイパフォーマンスを手放しで称賛した。

 現地月曜日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地カムデン・ヤーズでボルティモア・オリオールズとの第1戦に臨んだ。大谷は「3番・DH兼投手」で先発を飾り、7回を投げて3本の本塁打を浴びるなど5失点。それでも打線の援護もあってチームは9対5の快勝を収め、今季5勝目(1敗)をマークした。

 一方、バッティングは絶好調だった。4回表に飛距離456フィート(約138.9メートル)の特大9号3ランを放つなど、5打数4安打3打点1四球と猛威を振るった。最終打席で2塁打を決めていれば“先発投手でサイクルヒット”の偉業を達成するところだったが、レフト前へのシングルヒットに終わり、そちらはお預けとなっている。

 試合後、大谷の出色の出来を絶賛したのが、エンジェルスのフィル・ネビル監督だ。ふたつのホームランを打たれた直後の3ランに関しては「あのスイングの裏には、ちょっとした怒りが隠されていたんじゃないかな」と独自見解。「とんでもない素晴らしい一夜になったよ。ショウヘイは勝利投手になったうえに、サイクルヒットまであと一歩だったのだからね。あんなの今まで見たことがないよ」と手放しで称えた。
 
 さらに、「本人も気にしていたが、首に張りがあるようだった。『大丈夫か?』と訊いたらOKということだった」と試合中のエピソードを紹介。そのうえで「確かに5失点は喫したが、4つしかヒットを許していない。ランナーを背負って投げる時間は短かったよ。ああなるとダメージは最小限に抑えられる」とも話した。

 ちなみに大谷は試合後の囲み取材でネビン監督の“怒れる一発”コメントを伝え聞くと、「今日はリラックスしていましたし、たまたまですね。甘いコースに球が来たんで、そこまで(強く)振ったつもりはないんですが、打球速度が出ていた。いい動きだったかなと思います」と答えた。

 これでエンジェルスの通算成績は22勝20敗。ア・リーグ西地区の順位は3位と変わらないものの、ふたたび貯金を「2」に戻している。

構成●THE DIGEST編集部

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