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「同胞対決を見逃すな!」MLB公式も興味津々だった鈴木誠也vs千賀滉大の“一騎打ち“。稀代の大谷翔平マニアも反応!

THE DIGEST編集部

2023.05.25

MLB公式でも話題になった鈴木(左)と千賀(右)の初対決。試合前には談笑する場面も。(C)Getty Images

MLB公式でも話題になった鈴木(左)と千賀(右)の初対決。試合前には談笑する場面も。(C)Getty Images

 日本人スラッガーの打撃が好調だ。

 今春オープン戦で左脇腹を負傷し、ワールド・ベースボール・クラシック出場を辞退。IL(負傷者リスト)入りで、メジャー開幕戦も間に合わなかった鈴木誠也(シカゴ・カブス)が存在感を発揮し続けている。

 現地5月24日に行なわれた本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に、鈴木は「5番・右翼」でスタメン出場。相手先発は千賀滉大で、メジャーで初となる直接対決が実現した。

 試合前には、現地メディアも少なからず”日本人対決”に熱視線を注いでいた。MLB公式ツイッターは「コウダイ・センガとセイヤ・スズキが、MLBで初対決」と綴り、「同胞対決を見逃すな!」と2人の写真を添えて煽ったほどだ。

 注目の対決は、2回に訪れた。初打席は鈴木が8球粘って四球を選ぶ。3回2死二塁で迎えた2度目の打席は甘く入ったフォークを見逃さず、左翼フェンス直撃の同点二塁打。さらに次打者の勝ち越しタイムリーでホームを踏むなど、3打数1安打1打点の活躍で、チームは4対2で2連勝を飾った。鈴木は打率を.285にアップさせ、千賀は今季3敗目(4勝)を喫している。
 
 試合後、千賀は「ボールを上手く操れていなかったので、誠也との対戦を楽しむ部分より余裕がなかった」と振り返りつつ、「甘い球をしっかりコンタクトする能力は日本にいるときからすごかった。あらためてすごいバッターです」と称えた。

 ほかにも、この試合に注目していた人物がいる。稀代の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)マニアとして広く知られるベン・バーランダー氏だ。同氏は「スズキがセンガから同点弾だ!」とツイッターに投稿。連日、大谷の動向を追うバーランダー氏も興味津々だ。

 ほかにも、米シカゴのスポーツネットワーク『CHGO Sports』でポッドキャストを配信するライアン・ヘレラ氏は「セイヤ・スズキがホットな状態をキープしている」と指摘。「ここ12試合(今日の二塁打まで)で、スズキは打率.366、出塁率.460、OPS.854と絶好調だ」と直近のスタッツを紹介し、カブス打線を牽引する存在だと強調した。

 今回は鈴木に軍配が上がったが、千賀もこのまま黙っては引き下がれない。日本を代表する両雄の戦いはまだ始まりに過ぎず、今後に大いに期待を抱かせる初対決となった。

構成●THE DIGEST編集部

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