現地5月31日、MLB公式サイトが5月終了時点の新人パワーランキングを発表した。タイトルに“激変(shakeup)”とある通り、4月終了時点に発表されたバージョンから大幅に変動があった。トップ10は具体的には以下の通りだ。
1位 コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス/前回1位)
2位 フランシスコ・アルバレス(メッツ/前回圏外)
3位 ジョシュ・ヤン(レンジャーズ/前回5位)
4位 ハンター・ブラウン(アストロズ/前回3位)
5位 吉田正尚(レッドソックス/前回6位)
6位 タージ・ブラッドリー(レイズ/前回圏外)
7位 ブライス・ミラー(マリナーズ/前回圏外)
8位 千賀滉大(メッツ/前回7位)
エウリー・ペレス(マーリンズ/前回圏外)
10位 ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ/前回2位)
圏外から5人が一気にランクインしたが、それでもトップの座が不動だったのはダイヤモンドバックスの22歳の外野手キャロルだ。開幕前から「ナ・リーグ新人王候補筆頭」と呼ばれていた通り、ここまで53試合で打率.290、9本塁打16盗塁と出色の成績。史上2人目の新人での30本塁打30盗塁も夢ではない。
5月は5先発で防御率2.79、29イニングで38奪三振と好調だった千賀がナ・リーグでは次点に入ると思いきや、急速に上がってきたのがチームメイトの21歳の捕手、アルバレスだ。トーマス・ニドらと併用されながら、5月9日に2本塁打を放つと、そこから15試合で7本塁打を量産。持ち前のパワーをいかんなく発揮して圏外から一気に2位に入った。
一方、ア・リーグも5月に打率.348を記録した吉田がトップに入ると思いきや、ライバルも好調で一歩及ばず。レンジャーズの三塁の定位置を手中に収めたヤンは、26試合で6本塁打、OPS.824だった4月に続き、25試合で6本塁打、OPS.905と5月も好調を維持し、順位を2つ上げた。代わって4月は開幕3連勝だったブラウンがやや順位を落としたが、5月14日以降の3先発はいずれも投球回以上の三振を奪って2勝と復調傾向だ。
なお、開幕前はア・リーグ新人王候補一番手だったオリオールズのヘンダーソンは、5月終了時点で打率.207と大苦戦中で、圏外ギリギリまで順位が低下。ただ、5月13日以降は打率.280と直近では数字を残しており、まだまだ新人王レースは激戦が予想される。各選手の今後の活躍に期待したい。
構成●SLUGGER編集部
1位 コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス/前回1位)
2位 フランシスコ・アルバレス(メッツ/前回圏外)
3位 ジョシュ・ヤン(レンジャーズ/前回5位)
4位 ハンター・ブラウン(アストロズ/前回3位)
5位 吉田正尚(レッドソックス/前回6位)
6位 タージ・ブラッドリー(レイズ/前回圏外)
7位 ブライス・ミラー(マリナーズ/前回圏外)
8位 千賀滉大(メッツ/前回7位)
エウリー・ペレス(マーリンズ/前回圏外)
10位 ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ/前回2位)
圏外から5人が一気にランクインしたが、それでもトップの座が不動だったのはダイヤモンドバックスの22歳の外野手キャロルだ。開幕前から「ナ・リーグ新人王候補筆頭」と呼ばれていた通り、ここまで53試合で打率.290、9本塁打16盗塁と出色の成績。史上2人目の新人での30本塁打30盗塁も夢ではない。
5月は5先発で防御率2.79、29イニングで38奪三振と好調だった千賀がナ・リーグでは次点に入ると思いきや、急速に上がってきたのがチームメイトの21歳の捕手、アルバレスだ。トーマス・ニドらと併用されながら、5月9日に2本塁打を放つと、そこから15試合で7本塁打を量産。持ち前のパワーをいかんなく発揮して圏外から一気に2位に入った。
一方、ア・リーグも5月に打率.348を記録した吉田がトップに入ると思いきや、ライバルも好調で一歩及ばず。レンジャーズの三塁の定位置を手中に収めたヤンは、26試合で6本塁打、OPS.824だった4月に続き、25試合で6本塁打、OPS.905と5月も好調を維持し、順位を2つ上げた。代わって4月は開幕3連勝だったブラウンがやや順位を落としたが、5月14日以降の3先発はいずれも投球回以上の三振を奪って2勝と復調傾向だ。
なお、開幕前はア・リーグ新人王候補一番手だったオリオールズのヘンダーソンは、5月終了時点で打率.207と大苦戦中で、圏外ギリギリまで順位が低下。ただ、5月13日以降は打率.280と直近では数字を残しており、まだまだ新人王レースは激戦が予想される。各選手の今後の活躍に期待したい。
構成●SLUGGER編集部
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