「ショウヘイ、スタンドで何しているんだ？」

　現地５月31日、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は、敵地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「３番・DH」で出場し、３回の第２打席、４回の第３打席で２発を放った。

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　３打席連続アーチの期待が高まった７回、先頭打者として４回目の打順が回ってきた大谷。ゾーンの球をファウルとし、外れたボールをしっかり見極めるなか、地元放送局『Bally Sports West』の中継が捉えたのは、スタンドで大谷の打席での動きを真似するひとりの少年だ。
  　エンジェルスのTシャツと帽子を身につけた男の子は、見よう見真似で身体をのけ反らせたり、真剣な表情で構える仕草をしてみせた。だがよく見ると、大谷は左打者であるはずだが、彼は右打者で真似していたのだ。同放送局は、「ショウヘイ、スタンドで何しているんだ？ 試合に出ているはずなんだが」と冗談を交えて公式Twitterで映像を公開した。

　これには、「これ可愛いかった」「未来の翔平くん」「本物の野球少年」「可愛い！誰でも上達はマネから始まる」などと喜びの声とともに、「ショーヘイ右打ちになてんじゃんｗ」「スイッチヒッター、翔平！」などとツッコミのコメント（いずれも原文ママ）もあった。

　今季アメリカン・リーグ２位の本塁打数をマークする大谷は、多くの野球少年に夢を与えているようだ。敵地でも人気を誇るそんな彼の活躍にしばらく目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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