ボストン・レッドソックスは現地時間6月2日、本拠地でタンパベイ・レイズ戦が行なわれる予定だったが悪天候のため中止となった。これにより翌日のダブルヘッダーでの開催が発表されている。
この日もスタメンに名を連ねていた吉田正尚は、前日のゲームで連続安打が止まっていたこともあり、改めて仕切り直しとなった。開幕直後こそ、相手投手への対応に苦戦し結果が出なかったものの、シーズンも2か月が過ぎた現在、打率は3割を超えるなどルーキーとして堂々たる成績を残している。
チームは勝ち越しながらも現在、ア・リーグ東地区最下位にとどまるなど、厳しい状況が続くなか、背番号7には高い評価が寄せられ続けている。
スポーツメディア『FANSIDED』では6月2日、吉田の特集記事を配信。「レッドソックスのマサタカ・ヨシダは、MLB初年度で全く期待を裏切らない活躍を見せている」と報じるなど、ここまでの成績を振り返っている。
同メディアは「ヨシダは日本で培った偉大さを余すところなくMLBに持ち込んできた。今シーズンの活躍は目を見張るものがあり、ボストンファンのほとんどが、これまでで唯一、安定したプレーを続ける選手への称賛の声を上げている」と現地の反応を紹介している。
さらに「ヨシダはMLBの投手陣を粉砕してきた」と記しながら、各スタッツにも言及。「今年、ヨシダは打率.312、長打率.500、出塁率.389を記録。wOBA(打者の能力を表す指標)は.386、wRC+(どれだけ得点に関与するかの指標)は142で、全打者の中でトップ15に入るという印象的な数字だ」とそれぞれの数字の高さを称えている。
他にも「ヨシダのようなタイプの選手にとって、7本のホームランは今、十分すぎるほどであり、20~25本程度のペースである」と本塁打数の見込みも述べ、加えて、得点圏にランナーを置いたシチュエーションや、左投手と相対しても好成績を残していると指摘しながら「どんな状況でも彼のプレーは全く変わらないというスタッツも素晴らしい」と賛辞を記している。
同メディアは他にも「ヨシダは、間違いなく長期間にわたって偉大な選手であり続けるだろう。パワーがあり、コンタクトがあり、そして素晴らしい目を持っている。彼がボストンですでにファンの人気を集めている理由がよくわかる」として、持ち前の打撃スキルを評した。
すでにオールスターゲーム外野手部門にもノミネートされるなど、実績を残し続けている吉田。充実のルーキーシーズン、巻き返しを見据えるチームとともに、さらなる上昇曲線に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに「ヨシダはMLBの投手陣を粉砕してきた」と記しながら、各スタッツにも言及。「今年、ヨシダは打率.312、長打率.500、出塁率.389を記録。wOBA(打者の能力を表す指標)は.386、wRC+(どれだけ得点に関与するかの指標)は142で、全打者の中でトップ15に入るという印象的な数字だ」とそれぞれの数字の高さを称えている。
他にも「ヨシダのようなタイプの選手にとって、7本のホームランは今、十分すぎるほどであり、20~25本程度のペースである」と本塁打数の見込みも述べ、加えて、得点圏にランナーを置いたシチュエーションや、左投手と相対しても好成績を残していると指摘しながら「どんな状況でも彼のプレーは全く変わらないというスタッツも素晴らしい」と賛辞を記している。
同メディアは他にも「ヨシダは、間違いなく長期間にわたって偉大な選手であり続けるだろう。パワーがあり、コンタクトがあり、そして素晴らしい目を持っている。彼がボストンですでにファンの人気を集めている理由がよくわかる」として、持ち前の打撃スキルを評した。
すでにオールスターゲーム外野手部門にもノミネートされるなど、実績を残し続けている吉田。充実のルーキーシーズン、巻き返しを見据えるチームとともに、さらなる上昇曲線に期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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