吉田正尚が所属するレッドソックスが苦しんでいる。5月20日時点では26勝20敗だったが、そこから4連敗が1度、3連敗が2度と負けが込み、現在は借金1の地区最下位に沈んでいる。
そして、チームが低迷する中、フィールド外でも問題が持ち上がっている。
"主役"は6月8日に3Aから昇格し、ガーディアンズ戦に先発したマット・ダーモディ(現在は再び3Aへ降格)。今季初マウンドに上がるに際して、西武在籍時代の2021年にダーモディがツイッターに投稿したあるつぶやきが問題視された。
「ホモセクシュアルは神の国を継承することはできない。彼らは地獄に堕ちる」
折しも、6月はLGBTQ+の権利を啓発するためのプライド月間とあって、タイミングは最悪。当然、ファンやメディアからは批判が殺到した。これに対し、レッドソックスの編成トップを務めるハイム・ブルームCBOは「彼は自分の過ちを認めている」と説明。ダーモディがツイートを削除したことでお咎めなし、とした。 だが、ダーモディの過去のツイートを掘り返すと、ワクチン否定に反トランスジェンダー系のコメント、、Qアノン系陰謀論へのリツイートや「いいね」にあふれ、中にはNワード(黒人への蔑称)もあった(本人は「歌詞の引用」と説明)。ブルームCBOの措置は果たして適切だったのか、改めて疑問の声が上がっている。
『NBCスポーツ・ボストン』のジョン・トマス記者は14日付の記事で「ダーモディが無知をこじらせるのは勝手だし、乏しい力量を考えれば彼についてこれ以上文章を費やす必要はない」とこき下ろしつつ、レッドソックスの問題処理能力にも矛先を向けた。
「同性愛嫌悪ですでに批判を浴びている選手のツイッターの吟味も出来ないの球団のスカウティングや補強、選手評価をどうやって信用しろと言うのだろう?」
ブルームCBOは就任2年目の2021年にワイルドカードでプレーオフに進出したものの、20年と22年は地区最下位。今季もこのままなら、4年間で3度の最下位となる。加えてこの不手際では、ファンの不満が高まるのも無理はないだろう。
構成●SLUGGER編集部
そして、チームが低迷する中、フィールド外でも問題が持ち上がっている。
"主役"は6月8日に3Aから昇格し、ガーディアンズ戦に先発したマット・ダーモディ(現在は再び3Aへ降格)。今季初マウンドに上がるに際して、西武在籍時代の2021年にダーモディがツイッターに投稿したあるつぶやきが問題視された。
「ホモセクシュアルは神の国を継承することはできない。彼らは地獄に堕ちる」
折しも、6月はLGBTQ+の権利を啓発するためのプライド月間とあって、タイミングは最悪。当然、ファンやメディアからは批判が殺到した。これに対し、レッドソックスの編成トップを務めるハイム・ブルームCBOは「彼は自分の過ちを認めている」と説明。ダーモディがツイートを削除したことでお咎めなし、とした。 だが、ダーモディの過去のツイートを掘り返すと、ワクチン否定に反トランスジェンダー系のコメント、、Qアノン系陰謀論へのリツイートや「いいね」にあふれ、中にはNワード(黒人への蔑称)もあった(本人は「歌詞の引用」と説明)。ブルームCBOの措置は果たして適切だったのか、改めて疑問の声が上がっている。
『NBCスポーツ・ボストン』のジョン・トマス記者は14日付の記事で「ダーモディが無知をこじらせるのは勝手だし、乏しい力量を考えれば彼についてこれ以上文章を費やす必要はない」とこき下ろしつつ、レッドソックスの問題処理能力にも矛先を向けた。
「同性愛嫌悪ですでに批判を浴びている選手のツイッターの吟味も出来ないの球団のスカウティングや補強、選手評価をどうやって信用しろと言うのだろう?」
ブルームCBOは就任2年目の2021年にワイルドカードでプレーオフに進出したものの、20年と22年は地区最下位。今季もこのままなら、4年間で3度の最下位となる。加えてこの不手際では、ファンの不満が高まるのも無理はないだろう。
構成●SLUGGER編集部