専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平、2夜連続の逆方向2階席弾!飛距離135メートルの2ランで自らの6勝目を援護

SLUGGER編集部

2023.06.16

地区首位レンジャーズ相手に投げては6回2失点、打っては22号特大弾。圧巻のパフォーマンスに敵地もざわめいた。(C)Getty Images

地区首位レンジャーズ相手に投げては6回2失点、打っては22号特大弾。圧巻のパフォーマンスに敵地もざわめいた。(C)Getty Images

 現地6月15日、エンジェルスの大谷翔平は敵地レンジャーズ戦に2番・投手兼DHでスタメン出場。投げては6回2失点の好投、打っては7回の第4打席に22号のソロ本塁打
2ランを放ち、自らの白星を援護した。

 地区首位レンジャーズの強力打線を向こうに回して、さすがの大谷も苦しんだ。初回先頭のマーカス・セミエンにいきなり四球を与えるなど、3つのアウトをとるまでに実に30球を費やした。その後も毎回のようにランナーを出し、3回には連打を浴びて2点を失ってしまう。

 それでも粘りの投球で6回まで2失点にまとめたものの、奪三振3つは今季最少タイと苦しんだ様子はうかがえる。降板直前にミッキー・モニアックが勝ち越し弾を放ったことで勝ち投手の権利を得た。
 
 またバッティングではここ数日好調なため、かなり相手投手からは警戒されていた。相手先発のネイサン・イオバルディは、初回の第1打席はボール先行の末フルカウントからの四球。第2打席は外角のスプリッターを打たされてセカンドゴロに倒れると、先頭打者で迎えた5回の第3打席は再び四球を選んだ。だが、この2出塁はいずれも後続が倒れ、得点にはつながらなかった。

 だが、8回裏。イオバルディが降板し、2番手のブロック・バークがマウンドに上がったことで、ついに出た。初球の外角高めを完璧に振り抜くと、打球が高々と舞い上がる。打った瞬間にそれと分かる当たりで、大谷もしばらく立ち尽くして行方を見守っていたが、まるで前夜を再現するように打球はバックスクリーン左の2階席へまたも落ちた。

 109.4マイル(約176キロ)の135メートル弾で、エンジェルスはレンジャーズを5対2と突き放し、大谷は自らの援護で今季6勝目へ近づいている。

構成●SLUGGER編集部

【動画】2日連続の逆方向特大弾!MLBトップに並ぶ22号2ラン

【関連記事】「48時間で2発も!」大谷翔平がまたも“2階席への特大弾”を披露! 今季21号に現地メディアも脱帽「完全に馬鹿げてる」

【画像】日々更新! 大谷翔平が2023シーズンで魅せる喜怒哀楽の厳選ショット集!
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号