現地６月15日、エンジェルスの大谷翔平は敵地レンジャーズ戦に２番・投手兼ＤＨでスタメン出場。投げては６回２失点と好投。打っては７回の第４打席に22号のソロ本塁打２ランを放ち、チームは５対３で勝利。大谷は今季６勝目を手にした。

　地区首位レンジャーズの強力打線を相手に、初回に30球を費やすなど毎回のようにランナーを出したものの、失点したのは３回のみ。今季最少タイの３奪三振のみながら、打たせて取るピッチングで要所を締めた。降板直前のミッキー・モニアックの援護弾もあり、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りる。
  　そして８回には、前夜を再現するかのような一発で敵地を沸かせた。ブロック・バークが投じた外角の初球を叩いた打球は、バックスクリーン左へ向かって舞い上がる。大谷がしばらく立ち尽くして行方を見守る中、打球は２階席へ到達。前夜の21号とほぼ同じ場所に着弾する22号２ランでMLBトップタイに並び、連続試合安打を今季最長の12とさらに伸ばした。

　大谷の一発によって５対２と点差を開いたエンジェルスは、カルロス・エステベスが９回に３者連続四球で無死満塁のピンチを招く波乱はあったものの、代わったジェイコブ・ウェブが押し出し四球のみで最後を締めて勝利。大谷は今季６勝目を手にし、エンジェルスは今季最多タイの貯金７に。地区首位レンジャーズとのゲーム差を4.5に縮めた。

構成●SLUGGER編集部

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