大谷翔平の所属するロサンゼルス・エンジェルスは現地時間6月16日、カンザスシティ・ロイヤルズと対戦、3対0で勝利し、敵地での3連戦初戦を飾った。前日からの連勝となり、首位テキサス・レンジャーズが敗れたため、ゲーム差は3.5まで縮まった。
今月に入り、勢いが加速しているかのようなエンジェルスの戦いぶり。その躍進の原動力となっているのはやはり大谷翔平だ。この日のロイヤルズ戦でも「2番・指名打者」で先発出場し、3打数1安打2四球と、13試合連続安打をマークするなど、白星に大きく貢献している。
初回に放った2ベースヒットは余裕さえ感じさせた。ロイヤルズ先発右腕、ブレイディ・シンガーに対し2球を見送り、カウント1-1からの3球目、低めのシンカーに合わせ、レフト線へはじき返した。最初の打席、最初のスイングでいとも簡単に長打を放った大谷は、二塁ベースに到達すると笑顔も見せている。
この後、大谷はワイルドピッチで進塁すると、4番のブランドン・デュルーリーの適時打で先制のホームを踏んだ。この日の唯一の安打だったが先制点に繋がるなど、ゲーム展開を優位に進めるには十分な影響を及ぼす2ベースだったと言えるだろう。
これで2位、ヒューストン・アストロズとゲーム差なし、貯金の数も8で並ぶなど、白星を順調に重ねているエンジェルス。その上昇曲線を力強く押し上げているのが大谷であり、そのパフォーマンスについて米国内では多くの賛辞が飛び交っている。
スポーツメディア『SBNATION』では現地時間6月16日、「オオタニは野球界が130年間見たことのないことをやっている」と銘打ったトピックにおいて、これまでの偉業を称えている。
その中では「ロサンゼルス・エンジェルスの世界的な投手/DHは今シーズン、全く違うレベルに達している。金曜日まで、オオタニはホームラン数でMLB首位タイ、投手として奪三振数で3位タイだ」とそれぞれのスタッツを紹介。さらに「レンジャーズとの4連戦でオオタニは4本のホームランを打ち、投手として最後に登板、3人の打者から三振を奪い、自責点2の成績を残した」として首位相手の「二刀流」パフォーマンスを評した。
加えて同メディアは「オオタニは1900年代初頭から見られなかったことをやってきており、昨シーズンよりもさらに良くなる方法を見出している」と、昨季との違いについて印象を述べている。
現地の反応が示すように、明らかにクオリティを高めてきている大谷。今後も打席、マウンドで、さらに進化した姿が見られるシーズンになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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初回に放った2ベースヒットは余裕さえ感じさせた。ロイヤルズ先発右腕、ブレイディ・シンガーに対し2球を見送り、カウント1-1からの3球目、低めのシンカーに合わせ、レフト線へはじき返した。最初の打席、最初のスイングでいとも簡単に長打を放った大谷は、二塁ベースに到達すると笑顔も見せている。
この後、大谷はワイルドピッチで進塁すると、4番のブランドン・デュルーリーの適時打で先制のホームを踏んだ。この日の唯一の安打だったが先制点に繋がるなど、ゲーム展開を優位に進めるには十分な影響を及ぼす2ベースだったと言えるだろう。
これで2位、ヒューストン・アストロズとゲーム差なし、貯金の数も8で並ぶなど、白星を順調に重ねているエンジェルス。その上昇曲線を力強く押し上げているのが大谷であり、そのパフォーマンスについて米国内では多くの賛辞が飛び交っている。
スポーツメディア『SBNATION』では現地時間6月16日、「オオタニは野球界が130年間見たことのないことをやっている」と銘打ったトピックにおいて、これまでの偉業を称えている。
その中では「ロサンゼルス・エンジェルスの世界的な投手/DHは今シーズン、全く違うレベルに達している。金曜日まで、オオタニはホームラン数でMLB首位タイ、投手として奪三振数で3位タイだ」とそれぞれのスタッツを紹介。さらに「レンジャーズとの4連戦でオオタニは4本のホームランを打ち、投手として最後に登板、3人の打者から三振を奪い、自責点2の成績を残した」として首位相手の「二刀流」パフォーマンスを評した。
加えて同メディアは「オオタニは1900年代初頭から見られなかったことをやってきており、昨シーズンよりもさらに良くなる方法を見出している」と、昨季との違いについて印象を述べている。
現地の反応が示すように、明らかにクオリティを高めてきている大谷。今後も打席、マウンドで、さらに進化した姿が見られるシーズンになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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