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「アンビリーバブル!」6月だけで8本塁打を放つ大谷翔平の打棒に盟友トラウトも脱帽!元同僚は天賦の才に感服「投手なのに俊足だ」

THE DIGEST編集部

2023.06.18

今季23号を放った大谷(左)。MLBトップに浮上し量産態勢の二刀流にトラウト(右)も脱帽する。(C) Getty Images

今季23号を放った大谷(左)。MLBトップに浮上し量産態勢の二刀流にトラウト(右)も脱帽する。(C) Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が現地6月17日、カンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。7回に14試合連続安打となる23号ソロホームランを叩き込み、メジャー通算150本塁打を達成した。

 7対2と5点リードした7回1死、大谷は初球を完璧に捉えると、打球は中堅手のはるか頭上を越えた。打球速度110マイル(約177.0キロ)、437フィート(約133.2メートル)を計測する特大アーチはバックスクリーンに着弾し、グラウンドに跳ね返ったほどだ。2試合ぶりのホームランに、敵地コウフマン・スタジアムも大きく沸いた。

 6月だけですでに8本塁打をマークしている大谷。今季23本目はメジャー・リーグ全体の単独トップで、まさに手が付けられない快調ぶりだ。

 そんな二刀流スターの打棒に、チームメイトからも称賛の声が聞こえてくる。打順で主に大谷の後ろを担う主砲マイク・トラウトは「信じられない。アンビリーバブル!」と感嘆し、「オオタニは打席に立つたびに(ホームランの)チャンスが生まれる」と、ただただ敬意を表す。

 さらに、元チームメイトもエンジェルスの背番号17の活躍に感服している。2020年から22年までエンジェルスで過ごしたロイヤルズの先発マイク・メイヤーズは大谷について、「この3年間、彼の打撃を見るのにかなりいい席で見させてもらった」とコメント。同投手は続けて、「彼は本当に信じられない。オオタニにとって今日は、良いゲームプランができたと思う。彼は並外れたアスリートで、とても足が速くてよく走る。投手なのにね」と、類まれなポテンシャルに脱帽する。

 メイヤーズが指摘したように、この試合の第3打席で大谷は併殺になりそうな当たりながら、俊足を飛ばして一塁を駆け抜けると、間一髪でセーフ。貴重な打点を挙げ、足でも見せ場を作った。
 
 試合は終盤、ロイヤルズが執念の猛攻で8対8の同点にして振り出しに戻す。エンジェルスは9回1死一、三塁からトラウトがレフト前ヒットで勝ち越しに成功。逃げ切りを図ったが、その裏ふたたびロイヤルズに追いつかれると、勢いを止めることができず、チームは9対10で痛恨の逆転サヨナラ負けを喫した。

 ア・リーグ西地区2位のヒューストン・アストロズも負けたため、彼らとのゲーム差は変わらないものの、同首位テキサス・レンジャーズとの差はふたたび4.5に開いている。勝てた試合だっただけに、エンジェルスにとってはあまりにも手痛い敗北となった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が放ったMLB単独トップの23号HR!!

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