現地6月19日、エンジェルスのアンソニー・レンドーンが今季2度目の故障者リスト(IL)入り。15日の敵地レンジャーズ戦で受けた死球による左手首の打撲によるものだ。
2020年に7年2億4500万ドルでエンジェルスに加入したレンドーンだが、移籍後のIL入りはこれで実に8度目。まさに“故障のデパート”と化している。
21年4月12日 左足肉離れ(14日)
21年5月5日 左ヒザ打撲(9日)
21年7月6日 左太腿肉離れ(79日)
21年8月4日 右股関節インピンジメント症候群(※肉離れでの離脱中に手術)
22年5月28日 右手首炎症(13日)
22年6月17日 右手首炎症→手術(97日)
23年5月15日 左足肉離れ(22日)
23年6月19日 左手首打撲(?日)
加入1年目は太腿の故障により開幕3日間は欠場したもののIL入りはせず、60試合中52試合に出場。短縮シーズンとはいえ、ほぼ1年を通して出場して出塁率.418はリーグ2位と大型契約にふさわしい活躍を見せたが、その後は期待を裏切り続けている。
21年は開幕直後、送球した際に左足の肉離れを発症したのがケチのつきはじめだった。5月にはファウルが左ヒザに当たって打撲で離脱、7月には再び肉離れを起こして3度もIL入りすると、約1ヵ月後に股関節の手術を受けることを発表。そのままシーズン終了となり、わずか58試合にしか出場できなかった。
22年は開幕前から右手首の状態が思わしくなかったにもかかわらず、だましだまし出場を続けてきたが、徐々に患部の状態が悪化。6月中旬に手術を余儀なくされた。直後のマリナーズ戦では、IL入り中ながらベンチ入りしていたため、乱闘に参加。右手をギプスで固定したまま左手一本で強烈な張り手を繰り出して話題となった。結局、このシーズンはキャリア最少の47試合の出場にとどまっている。
過去2年の故障禍を踏まえ、冗談交じりに「手術を受けないこと」を目標に掲げて臨んだ今季も、すでに2度もIL入り。エンジェルス加入後の故障欠場はすでに累計230日以上に及ぶ。年4000万ドル近い超高額年俸を得ていながら満足に出場すらできない状態が続き、ファンからの風当たりも増す一方。今回の故障は軽症で、すぐ復帰する見込みだが、果たして今後汚名を返上できるのだろうか。
構成●SLUGGER編集部
2020年に7年2億4500万ドルでエンジェルスに加入したレンドーンだが、移籍後のIL入りはこれで実に8度目。まさに“故障のデパート”と化している。
21年4月12日 左足肉離れ(14日)
21年5月5日 左ヒザ打撲(9日)
21年7月6日 左太腿肉離れ(79日)
21年8月4日 右股関節インピンジメント症候群(※肉離れでの離脱中に手術)
22年5月28日 右手首炎症(13日)
22年6月17日 右手首炎症→手術(97日)
23年5月15日 左足肉離れ(22日)
23年6月19日 左手首打撲(?日)
加入1年目は太腿の故障により開幕3日間は欠場したもののIL入りはせず、60試合中52試合に出場。短縮シーズンとはいえ、ほぼ1年を通して出場して出塁率.418はリーグ2位と大型契約にふさわしい活躍を見せたが、その後は期待を裏切り続けている。
21年は開幕直後、送球した際に左足の肉離れを発症したのがケチのつきはじめだった。5月にはファウルが左ヒザに当たって打撲で離脱、7月には再び肉離れを起こして3度もIL入りすると、約1ヵ月後に股関節の手術を受けることを発表。そのままシーズン終了となり、わずか58試合にしか出場できなかった。
22年は開幕前から右手首の状態が思わしくなかったにもかかわらず、だましだまし出場を続けてきたが、徐々に患部の状態が悪化。6月中旬に手術を余儀なくされた。直後のマリナーズ戦では、IL入り中ながらベンチ入りしていたため、乱闘に参加。右手をギプスで固定したまま左手一本で強烈な張り手を繰り出して話題となった。結局、このシーズンはキャリア最少の47試合の出場にとどまっている。
過去2年の故障禍を踏まえ、冗談交じりに「手術を受けないこと」を目標に掲げて臨んだ今季も、すでに2度もIL入り。エンジェルス加入後の故障欠場はすでに累計230日以上に及ぶ。年4000万ドル近い超高額年俸を得ていながら満足に出場すらできない状態が続き、ファンからの風当たりも増す一方。今回の故障は軽症で、すぐ復帰する見込みだが、果たして今後汚名を返上できるのだろうか。
構成●SLUGGER編集部
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