現地6月20日、米メディア『ジ・アスレティック』はMLBの現役選手103人へ行ったアンケート結果を公表。今季から導入された新ルールやエキスパンション(球団拡張)、それに大谷翔平(エンジェルス)の去就など、注目トピックについてさまざまな意見が紹介されている。
最初の質問は、「一からチームを作るとしたら最初に契約するのは誰?」というもの。ここで、45.6%と圧倒的支持を集めたのが大谷だ。「理由は説明するまでもない」「あまりにも自明すぎて陳腐な答え」と前置きする選手も複数いたが、やはり「1人契約するだけで、優れた投手と打者の両方を得られるのは大きい」というのが人気の理由だった。
次点に入ったのは昨季大谷を抑えてMVPを獲得したアーロン・ジャッジ(ヤンキース/14.5%)で、圧倒的なパワーとリーダーシップに称賛が集まった。この他、今季大活躍中のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス/9.7%)や、メジャー2年目にしてオリオールズを捕手として牽引するドリー・ラッチマン(5.8%)を推す声も目立った。
2問目は、「大谷は来季、どこのチームでプレーしていると思う?」。オフにFAとなる大谷の去就は、やはり他の現役選手たちにとっても関心事だ。この設問で圧倒的支持を集めたのはドジャース(57.2%)。「ドジャースは大谷のためにスペースを空けているし、ロースターにぴったりフィットしそう」という意見が大半を占めた。中には、「メッツとパドレスの争奪戦になって、最後はドジャースがかっさらう」と具体的な展開まで予測した選手もいた。
エンジェルス残留という意見は次点の11.4%。パドレスとメッツは7.2%で並び、ヤンキースも6.3%の票を集めた。この他、カブスやマリナーズ、ブルージェイズやレッドソックスも複数の票を得たという。そのチームに大谷を獲得できるだけの資金があるかどうかをきちんと考えた選手がいる一方で、チーム状況に関係なく「自分のチームに入ってくれるといいが……」とざっくばらんに本音を話す選手も多かったようだ。
一方、今季からの新ルール関連の設問では、意見が割れることが多かった。たとえば、「ベースサイズ拡大の影響」については、「あまりにも盗塁が増えて野球というゲーム自体が変わってしまった」との声もある一方、「大した影響はないだろう」と切り捨てられていたりもするなど、選手によって見方はさまざま。
試合時間を大幅に減少させたピッチクロックについても、もちろん賛否両論がある。「速すぎる。アウェーの時は特に間隔が早いように感じる」と真っ向から反対する投手もいれば、賛成派の中にも「試合時間短縮は歓迎するが、投手の怪我リスクの増加との関連性を見極めたい」という慎重な意見も散見された。プレーオフでのピッチクロック導入についても、賛成60.7%/反対39.2%と意見が割れている。
構成●SLUGGER編集部
最初の質問は、「一からチームを作るとしたら最初に契約するのは誰?」というもの。ここで、45.6%と圧倒的支持を集めたのが大谷だ。「理由は説明するまでもない」「あまりにも自明すぎて陳腐な答え」と前置きする選手も複数いたが、やはり「1人契約するだけで、優れた投手と打者の両方を得られるのは大きい」というのが人気の理由だった。
次点に入ったのは昨季大谷を抑えてMVPを獲得したアーロン・ジャッジ(ヤンキース/14.5%)で、圧倒的なパワーとリーダーシップに称賛が集まった。この他、今季大活躍中のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス/9.7%)や、メジャー2年目にしてオリオールズを捕手として牽引するドリー・ラッチマン(5.8%)を推す声も目立った。
2問目は、「大谷は来季、どこのチームでプレーしていると思う?」。オフにFAとなる大谷の去就は、やはり他の現役選手たちにとっても関心事だ。この設問で圧倒的支持を集めたのはドジャース(57.2%)。「ドジャースは大谷のためにスペースを空けているし、ロースターにぴったりフィットしそう」という意見が大半を占めた。中には、「メッツとパドレスの争奪戦になって、最後はドジャースがかっさらう」と具体的な展開まで予測した選手もいた。
エンジェルス残留という意見は次点の11.4%。パドレスとメッツは7.2%で並び、ヤンキースも6.3%の票を集めた。この他、カブスやマリナーズ、ブルージェイズやレッドソックスも複数の票を得たという。そのチームに大谷を獲得できるだけの資金があるかどうかをきちんと考えた選手がいる一方で、チーム状況に関係なく「自分のチームに入ってくれるといいが……」とざっくばらんに本音を話す選手も多かったようだ。
一方、今季からの新ルール関連の設問では、意見が割れることが多かった。たとえば、「ベースサイズ拡大の影響」については、「あまりにも盗塁が増えて野球というゲーム自体が変わってしまった」との声もある一方、「大した影響はないだろう」と切り捨てられていたりもするなど、選手によって見方はさまざま。
試合時間を大幅に減少させたピッチクロックについても、もちろん賛否両論がある。「速すぎる。アウェーの時は特に間隔が早いように感じる」と真っ向から反対する投手もいれば、賛成派の中にも「試合時間短縮は歓迎するが、投手の怪我リスクの増加との関連性を見極めたい」という慎重な意見も散見された。プレーオフでのピッチクロック導入についても、賛成60.7%/反対39.2%と意見が割れている。
構成●SLUGGER編集部
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