ポストシーズン進出へ向け、試練の夏となるのだろうか。
今季、主力選手の負傷者離脱に悩まされているロサンゼルス・エンジェルスだが、悪いニュースが続いている。現地6月19日、死球で左手首を痛めていたアンソニー・レンドーンが今季2度目の負傷者リスト(IL)入りしたことを発表、さらに21日にはジオ・アーシェラが骨盤骨折により、今季絶望となったことが伝えられた。
レンドーンは15日のテキサス・レンジャーズ戦の初回に死球を受け、その試合は出場を続けたものの、以降は欠場していた。またアーシェラも同じゲームで一塁に駆け込んだ際にバランスを崩し、負傷退場となっていた。
野手陣では他にも、春先から遊撃手として存在感を放っていたザック・ネトが腹斜筋の張りのため今月15日よりIL入りしている。
主力内野手3人が離脱となるなど、緊急事態とも言えるエンジェルスの現状。前カードのロサンゼルス・ドジャース戦では2戦連続シャットアウトという今季見られなかった負け方も喫しており、影響は攻撃面にも及んできていることは明らかだ。今後に向け、どうチームを立て直していくべきか、米メディア『FANSIDED』でも見解が綴られている。
現地時間6月22日のトピックでは「今のところ、ロサンゼルス・エンジェルスはポストシーズン進出圏内にあり、シーズン前半戦では最高の野球をしている。しかし、ジオ・アーシェラとアンソニー・レンドーンを失ったことで、チーム最大の資産である層の厚さが試されている」と綴っている。
また「今季はブランドン・ドゥルーリーとジオ・アーシェラ、ザック・ネトらを加えることにより、チームは最悪の事態に備えていた」と述べており開幕前での選手層の厚さを強調するも、続けて「しかし、アーシェラはシーズン残りを欠場するようで、ネトは戦線離脱、そしてアンソニー・レンドーンも再び怪我を負い、最悪の状況がここにある」と現在のチーム状態を評した。
同メディアは「エンジェルスが改善を望むなら、もう一度選手層を厚くするために外部に目を向けることになるだろう」トレードでの緊急補強に言及しており、ナショナルズのジェイマー・キャンデラリオやカージナルスのトミー・エドマンの名前を候補として挙げている。
その上で「いずれにせよ、エンジェルスは、ダイヤモンドの補強に真剣に動く必要がある。現在、彼らが送り出している選手たちは、打席で結果を残せておらず、そのためにチーム全体の攻撃力が低下している」と指摘している。
投手、捕手でも復帰が待たれるプレーヤーが多い現在のエンジェルス。ドジャース戦は僅差で連敗を喫したものの、頼みの大谷翔平が絶好調なだけにオールスターまで残り15試合をチームとして踏ん張ることができるか。前半戦での正念場となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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レンドーンは15日のテキサス・レンジャーズ戦の初回に死球を受け、その試合は出場を続けたものの、以降は欠場していた。またアーシェラも同じゲームで一塁に駆け込んだ際にバランスを崩し、負傷退場となっていた。
野手陣では他にも、春先から遊撃手として存在感を放っていたザック・ネトが腹斜筋の張りのため今月15日よりIL入りしている。
主力内野手3人が離脱となるなど、緊急事態とも言えるエンジェルスの現状。前カードのロサンゼルス・ドジャース戦では2戦連続シャットアウトという今季見られなかった負け方も喫しており、影響は攻撃面にも及んできていることは明らかだ。今後に向け、どうチームを立て直していくべきか、米メディア『FANSIDED』でも見解が綴られている。
現地時間6月22日のトピックでは「今のところ、ロサンゼルス・エンジェルスはポストシーズン進出圏内にあり、シーズン前半戦では最高の野球をしている。しかし、ジオ・アーシェラとアンソニー・レンドーンを失ったことで、チーム最大の資産である層の厚さが試されている」と綴っている。
また「今季はブランドン・ドゥルーリーとジオ・アーシェラ、ザック・ネトらを加えることにより、チームは最悪の事態に備えていた」と述べており開幕前での選手層の厚さを強調するも、続けて「しかし、アーシェラはシーズン残りを欠場するようで、ネトは戦線離脱、そしてアンソニー・レンドーンも再び怪我を負い、最悪の状況がここにある」と現在のチーム状態を評した。
同メディアは「エンジェルスが改善を望むなら、もう一度選手層を厚くするために外部に目を向けることになるだろう」トレードでの緊急補強に言及しており、ナショナルズのジェイマー・キャンデラリオやカージナルスのトミー・エドマンの名前を候補として挙げている。
その上で「いずれにせよ、エンジェルスは、ダイヤモンドの補強に真剣に動く必要がある。現在、彼らが送り出している選手たちは、打席で結果を残せておらず、そのためにチーム全体の攻撃力が低下している」と指摘している。
投手、捕手でも復帰が待たれるプレーヤーが多い現在のエンジェルス。ドジャース戦は僅差で連敗を喫したものの、頼みの大谷翔平が絶好調なだけにオールスターまで残り15試合をチームとして踏ん張ることができるか。前半戦での正念場となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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