またも２大スターが、豪快な連続アベック弾を披露した。

　現地６月23日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に「２番・指名打者」で先発出場。５回の第３打席では、相手先発カイル・フリーランドから一時勝ち越しとなる打球速度103.1マイル（約165.9キロ）、飛距離434フィート（約132.3メートル）の25号ソロを放ち、日米通算200号を達成した。

　そして、このメモリアルな一発に花を添えたのが、次打者のマイク・トラウトだ。興奮冷めやらぬなか、直後の打席に立った盟友は４球目のチェンジアップを振り抜くと、打球速度105マイル（約169.0キロ）、飛距離434フィート（約132.3メートル）の16号ソロをマーク。ベンチでは大谷からセレブレーションの兜を被せられ、喜びを分かち合った。

　圧巻の２者連続アーチを受け、球団広報マネージャーを務めるマット・バーチ氏は、公式ツイッターを更新。「オオタニとトラウトの連続弾は、これで通算９度目（今季４度目）」と書き始めると、「エンジェルスのデュオとして最多タイ記録だ」と続け、エンジェルスの英雄でMLB通算703本塁打を放ったアルバート・プホルスの名を出し、「トラウトとプホルスも通算９度の連続弾を記録していた」と伝えている。
  　さらにバーチ氏は、「オオタニとトラウトが２人揃って本塁打を放つのは、通算29試合目だ」ともツイート。「これは、（ティム・）サーモンと（ギャレット・）アンダーソンのディオを抜き、トラウトとプホルスの48試合に次ぐエンジェルス史上２番目の記録」と興味深いデータを共有しており、印象的な両雄のパフォーマンスに衝撃を隠せないようだ。

　なお、この試合で大谷は４年ぶり２度目のサイクル安打に王手をかけながらも、５打数３安打１打点で達成はならず。エンジェルスは８回に痛恨の満塁ホームランを打たれ、４対７で逆転負けを喫した。今季７度目のトラウタニ弾も空砲に終わり、チームは３連敗と元気がない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が日米通算200号!!

【動画】トラウトも続く！今季７度目のトラウタニ弾!!

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