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「あの球を打ちにいける人間は地球上で彼だけだ」大谷翔平に25号ソロを許したロ軍左腕が脱帽! 日米通算200号は“衝撃の悪球打ち”

THE DIGEST編集部

2023.06.24

特大の一発を浴びたフリーランド(右)。試合後はその大谷(左)の打棒を称えた。(C)Getty Images

 衝撃の"悪球打ち"に相手左腕も驚きを隠せない。

 現地6月23日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地クアーズ・フィールドで行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、サイクルまであと一歩に迫る5打数3安打、1打点と大暴れ。チームは4対7の逆転負けで3連敗を喫したものの、一時勝ち越しとなる25号ソロを放つなど、今季8度目の猛打賞で特大の存在感を示した。

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 3試合ぶりの一発が飛び出したのは、同点の5回無死走者なしの場面だ。先頭で第3打席を迎えた大谷は、相手先発カイル・フリーランドと対峙し、ボールカウント2-1から投じられた4球目のチェンジアップを強振。見送れば完全にボールの内角球だったが、打球速度103.1マイル(約165.9キロ)、飛距離434フィート(約132.3メートル)の右越え弾とした。

 これで日米通算200号を達成したサムライには、現地からも賛辞の声が絶えない。16号ソロを放った次打者マイク・トラウトとの連続弾に触れ、「インクレディブルだ」とツイートしたのは、敵地メディア『DNVR Rockies』のパトリック・リオンズ記者。試合後には、被弾したフリーランドのインタビュー動画も掲載している。そのコメント内容は、以下の通りだ。
 
「あの二人(大谷とトラウト)には、細心の注意を払わなければならない。オオタニが打った球、あの球を打ちにいける人間は地球上でただひとり、彼だけだろう」

 今季の本塁打数では、23本で2位のピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)、マット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)に2本差をつけ、両リーグトップを独走している大谷。さらにアメリカン・リーグでは、19本で2位のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)との差を6本に広がげており、この勢いはしばらく続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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