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「これが野球だ。残塁が多かった」25得点→3得点、4併殺打のエ軍にネビン監督もため息。MLB公式も「力不足」と低評価

THE DIGEST編集部

2023.06.27

ナ・リーグ西地区最下位のロッキーズに負け越したエンジェルスのネビン監督。(C) Getty Images

 現地6月25日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。4打数2安打1打点をマークし、今季61打点目でメジャー単独トップに浮上も、チームは3対4で惜敗した。

 前日の25得点から一転して、わずか3得点に終わったフィル・ネビン監督は「これが野球というものだ」と振り返った。現地24日のカード2戦目は球団新記録の1試合28安打、25得点で大勝したが、翌日は4併殺と好機を生かせず、あと一打が出なかった。

 指揮官は「昨夜は確かに打線が爆発した一夜だった。しかし、我々は金曜日に多くのチャンスを逃し、今日も残塁が多かった。だから1勝2敗なんだ」と敗因を冷静に分析し、次戦へ気持ちを切り替えた。MLB公式は「エンジェルスは球団記録を打ち立てた歴史的なパフォーマンスを再現することができず、力不足に終わった」と厳しい評価を下した。
 
 6回に大谷のタイムリー三塁打のきっかけを作る右二塁打で出塁した1番のテイラー・ウォードは「悔しいよ」とひと言。「もっといい仕事をして、ここでもっと勝つべきだった。これで気持ちを奮い立たせて、明日につなげていきたい」と本拠地で迎えるシカゴ・ホワイトソックス戦に視線を向けていた。

 ア・リーグ西地区のライバルであるヒューストン・アストロズと熾烈な2位争いを繰り広げているエンジェルス。9年ぶりのポストシーズン進出のためにも、投打で二刀流スターにかかる期待は大きい。

構成●THE DIGEST編集部

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