現地時間６月27日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「２番・DH兼投手」で先発出場。リアル二刀流で自身初となる１試合２本塁打を放ち、今季７勝目をマークした。それには、シカゴ・カブスのマーカス・ストローマンも最大級の賛辞を贈った。
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　この日28歳は、打っては３打数３安打２打点。投げては６回1/3で、被安打４、１失点、10奪三振と好投し、４対２でのチーム勝利に貢献。「投手・大谷」が102球を投げてマウンドを降りたあとの７回裏、「打者・大谷」が豪快な28号ソロホームランを逆方向へ叩き込んだ際には、スタジアムが狂喜乱舞した。

　そんななか、今季カブスの開幕投手も務めた右腕、ストローマンが自身のツイッターを更新。背番号17の卓越した才能をこう称えている。
  「オオタニは余裕でMVPを獲得できる。毎年最優秀選手に選出されるべきだ。彼がやっていることは非常識だよ。最高レベルでプレーしている俺たちでさえ目を疑っている。本当に素晴らしいよ。史上最高の選手を目撃できることに感謝しよう」

　現地６月28日の試合が終了した時点での大谷の個人成績は、本塁打28本（ア・リーグ１位）、64打点（同２位）、打率.309（同４位）。３冠王も視野に入ってきただけに、その動向からますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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