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「オオタニがまたやってくれた!」6月通算14本塁打を放った大谷翔平の“凄まじい記録”に米記者注目!勢い止まらぬ打棒に感服

THE DIGEST編集部

2023.06.30

大谷は9回に追撃の29号2ランを放ったが、チームは敗れた。(C)Getty Images

 サムライの快記録が止まらない。

 現地6月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」として先発出場し、9回に29号2ランを放つなど3打数1安打2打点、2四球と活躍。チームが7対9で敗れたなか、月間14本塁打で球団記録、松井秀喜氏(2007年7月、当時ニューヨーク・ヤンキース)の日本人最多記録を塗り替えてみせた。

 2試合ぶりの一発が飛び出したのは、9回2死一塁という場面だ。ここで第5打席に立った大谷は、ホワイトソックスの4番手右腕ケンドール・グレーブマンと対峙。カウント1-2と追い込まれながらも、5球目に投じられた低めのスライダーを捉えると、快音とともに打球はグングンと飛距離を伸ばし、中堅フェンスを軽々と越えていった。

 これを受け、MLB公式サイトのエンジェルス番を務めるブレント・マグワイア記者は、ツイッターを更新。「オオタニがまたやってくれた…」と反応すると、打球速度111.3マイル(約179.1キロ)、飛距離438フィート(約133.5メートル)といったデータに触れつつ、「月間でオオタニ(14本)より多く本塁打を放ったエンジェルスの選手はいない」と伝えている。
 
 さらに、大谷の興味深い記録をツイートしていたのは、MLB公式サイトでデータ部門に精通するサラ・ラングス記者。「1900年以降、月間30奪三振をマークした選手の最多本塁打」と書き始めると、次のように選手名を並べた。

「23年6月 オオタニ:14本塁打(37奪三振) 
21年6月 オオタニ:13本塁打(33奪三振) 
23年5月 オオタニ:8本塁打(44奪三振) 
22年8月 オオタニ:8本塁打(31奪三振)」

 今季も投打二刀流で歴史的記録を作り続ける大谷。現地30日には、本拠地でアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの6月最終戦に臨む予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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