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「えげつないぞ!」6月14本塁打の大谷翔平が“元祖・二刀流”超え!驚異的スタッツに米メディア驚嘆!「猛烈なペースで追い越した」

THE DIGEST編集部

2023.06.30

大谷は6月の月間本塁打を14本に伸ばし、エンジェルスの球団記録を塗り替えた。(C)Getty Images

大谷は6月の月間本塁打を14本に伸ばし、エンジェルスの球団記録を塗り替えた。(C)Getty Images

 28歳の日本人スラッガーが、米球界にまた新たな金字塔を打ち立てた。

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、本拠地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。6月通算14本目となる29号2ランホームランが飛び出すなど、3打数1安打2打点と快音を響かせたが、チームは惜敗した。

 4点ビハインドの9回2死一塁、大谷は相手右腕ケンドール・グレーブマンの86.9マイル(約139.8キロ)のスライダーを強振すると、打球はセンターへぐんぐん伸びていき、そのままバックスクリーンに着弾した。

 ア・リーグ本塁打ランクで2位のルイス・ロバートJr.に6本差をつける独走態勢の今季29号2ラン。しかも、エンジェルスの月間本塁打記録を塗り替える価値あるメモリアル弾となった。
 
 異彩を放つ二刀流スターのパフォーマンスに、米メディアも熱視線を送る。そのなかのひとつ、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』のWebサイト『SI.com』は「エンジェルスのスーパースター、ショウヘイ・オオタニが野球界の偉大な選手の記録をまたひとつ更新した」と報じ、興味深い記事を配信している。

 同サイトは、大谷が6月に14本目のホームランを叩き出したことで「元祖二刀流であるベーブ・ルースが記録した同月の最多本塁打記録を上回った」と伝え、エンジェルスの背番号17に喝采を送っている。

 加えて、「オオタニは、6月を打率.392、14本塁打、28打点という猛烈なペースでスタッツを叩き出し、えげつない形でバンビーノ(ベーブ・ルースの愛称)を追い越した」と驚異的な数字に敬意を表した。

 なお、エンジェルスが7対9で敗北したことにも言及しており、「歴史的瞬間にもかかわらず、この二刀流の才能が放った9回の2ラン本塁打は、ホワイトソックス戦の連敗を防ぐことができなかった」と指摘。現代のリアル二刀流のアーチが勝利につながらなかったと嘆いている。

 明日はアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦する大谷。6月最後のゲームでも、ド派手な花火を連発することができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が6月14本塁打!!

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