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「こんなの見たことがない」6月大暴れの大谷翔平を盟友トラウトが絶賛!「彼がやっていることはかなりスペシャルだ」

THE DIGEST編集部

2023.06.30

エンジェルスの主砲トラウト(左)も大谷(右)の好調ぶりに目を留める。(C)Getty Images

エンジェルスの主砲トラウト(左)も大谷(右)の好調ぶりに目を留める。(C)Getty Images

 二刀流戦士のバットから快音が途切れない。

 現地6月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」として先発出場すると、3打数1安打2打点、2四球を記録。チームが7対9で惜敗を喫したなか、9回2死一塁の第5打席では、4番手ケンドール・グレイブマンの甘いスライダーを完璧に捉え、2試合ぶりの29号2ランをマークした。

【動画】打った瞬間に分かる確信弾!大谷翔平の29号2ラン

 これで月間14本塁打を達成し、球団記録、そして松井秀喜氏(2007年7月、当時ニューヨーク・ヤンキース)の日本人最多記録を更新した大谷。今季の本塁打数では現在、メジャー2位のマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)に3本差をつけ、さらに、アメリカン・リーグ2位のルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)に6本差をつける独走態勢だ。

 こうした活躍ぶりには、同じくエンジェルスに所属する盟友も賛辞の言葉を惜しまない。地元スポーツメディア『The Sporting Tribune』の公式ツイッターによると、同僚のマイク・トラウトは試合後、6月に入ってからさらに大暴れしている背番号17のパフォーマンスについて言及。「こんなの今までに見たことがない」と衝撃を受けている。
 
 また、「(大谷の活躍を)最前列で目の当たりにしている」と続けたトラウトは、「彼がやっていることはかなりスペシャルだ」と称えた。投打二刀流でメジャーリーグを席巻し、4戦4発とまだまだ止まらないサムライの勢いは、やはり3度のシーズンMVPを誇る“もう一人のスーパースター”にとっても驚異的なものとして映っているようだ。

 なおこの日、投手陣が崩れたエンジェルスは2連敗。ア・リーグ西地区では現在、3位に位置している。

構成●THE DIGEST編集部

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