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MLB

ベーブ・ルース超えは「時間の問題」! スペイン紙も大谷翔平に熱視線「史上最高の選手を目の当たりにしている」

THE DIGEST編集部

2023.07.01

この1か月で投打ともに好成績を残す大谷をスペインメディアが取り上げた。(C)Getty Images

この1か月で投打ともに好成績を残す大谷をスペインメディアが取り上げた。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は6月、驚異的なパフォーマンスを見せている。マウンドでは30.1イニングを投げ37奪三振(AL6位タイ)、防御率3.26をマーク。バットを持てば14本塁打(MLB1位)、28打点(MLB1位)、打率.392(AL1位)、OPS1.415(MLB1位)と、図抜けた才能を発揮した。

 本格的な二刀流としてプレーし始めた2021年から、事あるごとにベーブ・ルースと比較されてきた大谷。日米のファンや関係者だけでなく、今や野球人口が少ないヨーロッパのメディアからも熱視線が注がれている。

【動画】打った瞬間に分かる確信弾!大谷翔平の29号2ラン

 今回、そんな異彩を放つ彼を取り上げたのはスペインの日刊スポーツ紙『MARCA』だ。「ショウヘイ・オオタニの若さと実力からすれば、ベーブ・ルースだけが現役時代に達成した記録を塗り替えるのは時間の問題だ」と伝えたうえで、「オオタニはMLBにたった2人しかいないユニコーンのうちの1人であり、エリートレベルで投打をこなせる驚異的な二刀流スターである」と称えた。
 
 56本塁打、128打点ペースで進む背番号17に同紙は、「私たちは今、史上最高の選手がキャリア最高のシーズンを送っているのを目の当たりにしている。ベーブ・ルースのレガシーは100年近く続いたが、彼よりも優れた選手を見る時がついにきた」と興奮気味に呼びかけた。

 そして「オオタニが唯一ベーブ・ルースに追いつくことはないであろう記録は、以下のものではないか」と綴り、「1915年から32年に7度ワールドシリーズを制した記録。そして714本の通算本塁打記録だ」と挙げている。

「オオタニはベーブ・ルースを超えるのか?」という議論に対し、同紙は「10本塁打+35奪三振」以上を同月に達成した史上初の選手となったことを踏まえたうえで、「この統計からこの議論を知る必要がある」とルース超えをすると予想した。

 野球の神様を超える存在として注目の的となる大谷。そんな彼からしばらく目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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