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「ヨシダが帰ってきた!」猛打賞の吉田正尚を地元記者が激賞!135m超の特大弾に指揮官も称賛の声!「素晴らしい仕事をする」

THE DIGEST編集部

2023.07.01

吉田は9号ホームランを含む3安打猛打賞と爆発した。(C)Getty Images

吉田は9号ホームランを含む3安打猛打賞と爆発した。(C)Getty Images

 ボストン・レッドソックスの吉田正尚が、敵地でのトロント・ブルージェイズ戦に「3番・左翼」で先発出場し、第3打席で今季9号ソロホームランを叩き込んだ。第1打席でも中安打を放っており、今季28度目のマルチ安打。チームも5対0で勝利を収め、連敗を「5」で止めた。

 6月25日の試合で、右手首に受けた死球の影響で2試合先発を外れていた吉田は初回、速球を鋭く弾き返すクリーンヒットで14打席ぶりに出塁した。6回にジャレン・デュランの2ランでレッドソックスがリードを3点とした後、吉田は相手先発ホセ・ベリオスの2球目を強振。右中間に突き刺さる飛距離444フィート(約135.3メートル)の特大アーチで、点差をさらに広げた。

 さらに吉田は、8回無死一塁で右安打。この試合猛打賞をマークし、ホームランを含む4打数3安打1打点と大当たり。チームは5点のリードを守り切り、完封勝ちした。
 
 鋭い当たりを連発した吉田に現地メディアも高い評価をつけた。レッドソックスの地元メディア『Mass Live』のクリストファー・スミス記者は「ヨシダが帰ってきた!」と喜び、猛打爆発の吉田を称えた。

 指揮を執るアレックス・コーラ監督も「彼は試合前に素晴らしい仕事をし、試合後に次の課題を克服するために素晴らしい仕事をする」とコメントし、吉田のスタメン復帰を歓迎した。

 加えて、「彼を助けるためにできることはすべてやっている」と語る指揮官は「オフの日を作ったり、とにかく彼のケアに努めている。ヨシダはいいバッターだ。我々は彼をラインナップの中で愛している。我々が彼をケアすればするほど、ヨシダは我々をケアしてくれるだろう」と小柄な日本人スラッガーに全幅の信頼を寄せる。

 アメリカン・リーグ東地区で41勝42敗で最下位に沈むチームのなかで、吉田のバッティングが起爆剤となるか。背番号7の逆襲に要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】吉田正尚が135m超の特大弾!

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