専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「契約は間違いなく成功だ」苦戦続きのメッツ、現地メディアは千賀滉大を反撃のキーマンに指名! 決め球フォークには「前評判以上に素晴らしい」

THE DIGEST編集部

2023.07.01

今季6勝を挙げる千賀。現地メディアからの評価も高まっている。(C) Getty Images

今季6勝を挙げる千賀。現地メディアからの評価も高まっている。(C) Getty Images

 ニューヨーク・メッツの千賀滉大は今季、ここまで6勝5敗、防御率3.53を記録している。チーム内において、勝ち星ではエースであるマックス・シャーザーに次ぐ勝利数となっており、メジャー1年目で上々の成績と言えるだろう。


 だが、シーズン開幕からローテーションを守り続けているものの、4月が3勝、5月は2勝、そして6月が1勝と、月を追う毎に勝ち星が減少してきている。チーム自体も36勝46敗と苦しいシーズンとなっており、その結果が日本人ルーキーの勝敗にも響いていることも確かだ。

【PHOTO】大谷翔平、ダルビッシュ、吉田正尚!メジャーリーグで活躍する日本人選手を一挙紹介!

 入団時より話題となったフォークボールは現在も変わらない冴えをみせていることから、下位に沈むメッツを押し上げる存在として、そのポテンシャルへ関心は現在も高いままだ。

 メッツ専門サイト『Rising Apple』では現地時間6月30日、「シーズン好転のためにブレイクが必要な3選手」と銘打った特集記事を配信しており、その内の一人として千賀滉大の名前が記されている。

 2年目の捕手、フランシスコ・アルバレス、打線の中軸を担うジェフ・マクニールと共に紹介されている右腕には「ルーキー・シーズンで光るものを見せたが、四球率の高さが偉大な投手への足かせとなっている」と指摘。さらに「残念ながら、この日本人ルーキーも日本プロ野球から移籍した後はコントロールに苦しんでおり、与四球数はメジャー2位である」と制球力を問題視している。

 一方で、やはり決め球への評価は低くはない。同メディアは「それにもかかわらず、センガの防御率は3.53であり奪三振率も高い。ゴーストフォークは前評判以上に素晴らしい」と絶賛。

 その上で「センガのゴーストフォークが機能しているとき、シティ・フィールドは最高に楽しい」と好調時の投球を称えながら「メッツのセンガとの契約は間違いなく成功だ。彼はジャスティン・バーランダーとマックス・シャーザーに次ぐ3番手先発投手であり、その白髪交じりの2人組が持つ経験は欠けるが、スタッフ全体で最も刺激的な才能を持っている」として、ともに200勝以上をマークする二枚看板に次ぐ位置付けであるなど、賛辞を並べた。

トピックでは「四球を制限することができれば、彼はトップクラスのクオリティを持つ先発投手になれる」とも評されている千賀。現地メディアの声が表すように、背番号34のパフォーマンスには今後もさらなる期待が寄せられていく。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】ゴーストフォークがどれだけ落ちているのかが一目でわかるオーバーレイ映像

【動画】大谷翔平、150m超の特大30号HR!

【動画】別角度から大谷翔平の150m弾をチェック!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    6月10日(火)発売!

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    2025年6月5日(木)発売!

    定価:980円 (税込)
  • smash

    好評販売中!

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    好評発売中!

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    5月23日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)