ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地3日、サンディエゴ・パドレス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場。3打数ノーヒットに終わり、チームも2018年サイ・ヤング賞左腕の前に一打が出ず、3対10で惨敗した。
前日は特大の31号アーチを放ち、ア・リーグ本塁打ランクトップを独走する大谷。試合前には、6月の月間MVPが発表され、2年ぶり3度目の受賞。合わせて6度目の週間MVPにも輝いた。
注目の第1打席は四球。第2打席は3点を追う3回1死一塁、速球に詰まり遊ゴロに倒れたが、俊足を生かし併殺は免れた。
さらにリードを4点と広げられた5回の第3打席は4球連続ボールで、先発ブレイク・スネルに向かって球場からブーイングが起こり、大谷はこの試合2つ目の四球を選んだ。このあと1死満塁までエンジェルスはチャンスを広げたが、後続がランナーを返せず無得点。絶好の機会を生かせなかった。
反撃したいチームは6回1死一、三塁から1番テーラー・ウォードが適時二塁打で1点を返し、さらにマイク・トラウトが中前打で2点差に。なおも一、三塁で一発が出れば逆転の場面で、大谷に4度目の打席が回る。二刀流スターは初球から鋭いスイングを見せるが、最後は外角のスライダーに手を出してしまい三球三振。敵地は大きく盛り上がるなか、大谷は悔しそうにベンチに引き揚げた。
地元ファンの後押しを受けたパドレス打線がエンジェルス中継ぎ陣を猛攻し、6回以降は毎回得点を挙げ、12安打を叩き出した。3対9の8回、大谷は5度目の打席も二ゴロで、2試合ぶりのノーヒット。
エンジェルスは相手よりも多い14安打を放ちながら、わずか3得点。打線がつながらず14残塁が響き、パドレスに完敗した。
構成●THE DIGEST編集部
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地元ファンの後押しを受けたパドレス打線がエンジェルス中継ぎ陣を猛攻し、6回以降は毎回得点を挙げ、12安打を叩き出した。3対9の8回、大谷は5度目の打席も二ゴロで、2試合ぶりのノーヒット。
エンジェルスは相手よりも多い14安打を放ちながら、わずか3得点。打線がつながらず14残塁が響き、パドレスに完敗した。
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