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MLB

「手首がまだ痛い」エ軍の頼れる主砲・トラウトがまさかの負傷交代!米記者からも不安の声が続々「検査結果が心配」

THE DIGEST編集部

2023.07.04

パドレス戦の8回、トラウト(左)はスイング後、手首を痛めた様子で苦悶の表情を浮かべた。(C)Getty Images

パドレス戦の8回、トラウト(左)はスイング後、手首を痛めた様子で苦悶の表情を浮かべた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地3日、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦に3対10で大敗した。大谷は3打数ノーヒットで、2試合ぶりに快音は出なかった。

 14安打を放ちながら、わずか3得点。ランナーを溜めながらも、ことごとくチャンスを生かしきれなかったエンジェルスに、大きな苦難が起こった。

 8回、2番マイク・トラウトが打席でファウルを放った直後、左手を痛めてしまった様子で苦悶の表情を浮かべた。トレーナーが駆け寄り、フィル・ネビン監督や次打者の大谷も心配するなか、主砲はベンチに引き揚げて途中交代した。

 試合後、現地記者はトラウトが検査を受けていることを伝えている。『MLB.com』で執筆しているレッド・ボリンジャー記者は「マイク・トラウトは『手首がまだ痛い』と語った。彼はこれまで手首に問題を抱えたことは一度もなかったと言い、楽観的でいようとしている」と気丈に振る舞っているようだが、「しかし、トラウトは心配しているようだった。ただの手首の疲れであることを彼は願っている」と、明日以降の試合出場に不安を抱く。

 米メディア『The Athletic』のエンジェルス番を務めるサム・ブラム記者は「トラウトは、左手首にまだ大きな痛みがある。彼はレントゲン検査の結果を待っているところだ。ただの捻挫であることを願っているが、今は検査結果を心配している」と、自身のツイッターにトラウトの状態を案ずる。
 
 エンジェルスは4月下旬に大谷と開幕戦でバッテリーを組んだ新人捕手ローガン・オホッピーが左肩関節唇(かんせつしん)の損傷で手術を受け、全治4~6か月の見込み。6月にはザック・ネト、ジョバンニ・ウルシェラら主力野手陣にも故障者が続出しており、チームを引っ張るトラウトも離脱となれば、9年ぶりのプレーオフ進出を目指すエンジェルスにとっては大きな痛手となる。

 明日は大谷のオールスター前、最後の登板となる予定だ。投打で二刀流スターにかかる負担は、ますます大きくなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】エ軍の頼れる主砲・トラウトが負傷?決定的瞬間!

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