専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「あまりいい感じではない。異常だ」エ軍主砲トラウトが左手首負傷で悲痛な叫び!大黒柱離脱に指揮官も意気消沈「大きなピースを失った」

THE DIGEST編集部

2023.07.04

トラウト(左)が試合中に左手首を負傷し、ネビン監督(右)は交代を告げた。(C)Getty Images

トラウト(左)が試合中に左手首を負傷し、ネビン監督(右)は交代を告げた。(C)Getty Images

 9年ぶりのプレーオフ進出を目指すチームに、暗雲が漂っている。

 現地7月3日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でサンディエゴ・パドレスと対戦。チームは14安打を放ちながらも、チャンスを生かせず3得点。投手陣もパドレスの強力打線を止められず、12安打二桁得点で大敗を喫した。

 完膚なきまでに叩きのめされたエンジェルスは、終盤に大きなアクシデントが起こった。6点を追う8回無死、先頭打者のマイク・トラウトが強振してファウルになった後、苦悶の表情を見せた。左手を気にする仕草を見せると、トラウトは打席から外れ、トレーナーとフィル・ネビン監督が心配して駆け寄ってきた。状態を確認したが、異常を察知した背番号27はベンチに引き揚げて途中交代。代打にミッキー・モニアックが送られた。
 
 試合後、ネビン監督は現地メディアにトラウトの状態を問われると、「我々はこれまでいくつかの大きなピースを(故障で)失った。その度に次の選手について話してきた。今回も同じだ。マイクの検査の結果次第では、誰かがより多くの試合に出場し、より多くの打席に立つ機会が与えられるだろう」と慎重に言葉を選びながら「(明日以降)どうなるか見てみよう」とコメント。

 エンジェルスの主砲は8回の場面について、「スイングをしたら、何か違和感があったんだ。あまりいい感じではない」と不安を抱く。米スポーツ専門局『ESPN』によると、トラウトは手首のX線検査などを受け、結果を待っているという。

 初めて感じる痛みだと明かしたトラウトは「手首の捻挫であることを祈るよ。あの痛みは言葉では言い表せない。手首に問題があったことなど、一度もない」と言うと、「ただただ、異常なんだ」と悔しさを露わにした。

 大谷翔平も厚い信頼を寄せるチームの精神的支柱が離脱するとなれば、エンジェルスにとっては計り知れない大ダメージとなる。重傷でないことを祈るばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】エ軍の頼れる主砲・トラウトが負傷?決定的瞬間!

【関連記事】「手首がまだ痛い」エ軍の頼れる主砲・トラウトがまさかの負傷交代!米記者からも不安の声が続々「検査結果が心配」

【関連記事】大谷翔平、2試合ぶりのノーヒット。エンジェルスは14安打も打線つながらず14残塁で完敗
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号