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大谷翔平への盛大チャントは「とてもクールだった」マリナーズ戦士が地元ファンに感激「彼らは素晴らしい」

THE DIGEST編集部

2023.07.12

大谷へ送られたチャントを「クールだった」と語ったロドリゲス。(C)Getty Images

 球宴の舞台で見られた異様な光景に地元選手も反応している。

 現地7月11日、シアトル・マリナーズの本拠地T-モバイルパークで「MLBオールスターゲーム2023」が行なわれ、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、アメリカン・リーグ代表の「2番・DH」として先発出場。2007年のイチロー以来、日本人選手2人目の球宴本塁打を目指したが、1打数無安打、1四球と快音は聞かれなかった。

【動画】打席に立つ大谷に観客が「Come to Seattle」の大合唱!

 ただ、ハイライトのひとつとなったのが、観客から大谷に送られた盛大なチャントだ。初回1死走者なしの第1打席では、相手先発ザック・ギャレン(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)に空振り三振を喫した日本の偉才だが、場内からは「Come to Seattle(シアトルに来て)」の大合唱。こうした異様な雰囲気は、4回先頭の第2打席でも変わらなかった。
 
 地元メディア『Seattle Sports』によると、この日、2度目の球宴出場を果たしたフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)は試合後、「彼(大谷)と少し話をしたけど、シアトルに来るというような具体的な話はなかった。いくつか質問をしただけ」と前置きしつつ、大谷へ送られた異例のチャントに関して、「クールだった」と感想を口にしている。

 また、地元ファンの大きなエネルギーを感じたというロドリゲスは、「街全体が一つになれば、それはいつだって興味深いものになる。彼らは本当に素晴らしいことをやってのける」とコメント。さらに、「彼らが一体になってやったことは、とてもクールだと思う」と強調し、大谷と交わした会話や質問の内容について問われると、「秘密だ」と笑顔で返していた。

 どこへ行っても大歓声とともに迎えられる大谷。オールスターブレイクを挟み、今後は、現地14日のヒューストン・アストロズ戦で後半戦最初の先発登板を迎える予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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