サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が現地7月14日、敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板。6回を投げて5安打1失点、毎回9奪三振の好投で今季6勝目(6敗)を飾った。
ダルビッシュは立ち上がりを無失点に抑えると、2回は3アウトをすべて三振に斬って取る圧巻のピッチング。3点リードで迎えた4回、連続二塁打で1点を失い、なおも2死二塁のピンチを背負うが、最後はダリック・ホールをスライダーで空振り三振に仕留め、なんとか最少失点で踏ん張った。
5回、6回を無失点に封じ、フィリーズ打線に反撃する隙を与えず94球でまとめたダルビッシュは7回以降をリリーフ陣に託し、マウンドを降りた。チームは終盤に得点を重ね、11安打8得点で完勝(8対3)。ダルビッシュには4試合ぶりの白星が付いた。
ダルビッシュの力投に地元も熱狂だ。パドレスの公式ツイッターはベテラン右腕のハイライト動画を投稿。文面には「今夜のマウンドはダルビッシュが圧倒した」と綴り、フィリーズ強打者のバットが次々と空を切るシーンに「素晴らしい!」「惚れるぜ、ユウ!」「オオタニにだって負けていない!」「ユウは最高の投手だ」などのコメントで沸き、36歳の日本人右腕の快投劇を称える声が相次いだ。
加えて、この日のダルビッシュの好投には現地メディアも感服。米紙『The Brunswick News』は「ユウ・ダルビッシュが再始動した」と報じると、「ダルビッシュがオールスター休養明けから好調で、パドレスの攻撃陣も絶好調だった。シーズン後半戦の初戦をパドレスはダルビッシュで飾った」と背番号11の老練なピッチングを激賞した。
ダルビッシュにとっては、現地6月3日のシカゴ・カブス戦以来となるクオリティスタート(QS)だった。同紙はその点を高く評価し、「ダルビッシュはカブス戦後、4試合に登板したが3失点以上を許し、ピリッとしなかった。ここ15日間はウイルス感染で登板間隔があいていたが、感染症に耐えながら8キロの減量に彼は成功した」と体調不良からの調整ぶりにも注目した。「金曜日はダルビッシュにとって新たなスタートとなったが、パドレスの打者たちは休みに入る前と同じように打ち続けた」とベテランの復活を称え、今後の巻き返しに期待を寄せている。
この日はナックルカーブとスローカーブを効果的に織り交ぜ、フィリーズ打線に的を絞らせなかったダルビッシュ。いまひとつ調子が出ないなか、球宴によるブレイクを挟んで、ようやく右腕にエンジンがかかってきた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ダルビッシュ有が毎回9Kで6勝目!
【PHOTO】メジャー通算100勝の快挙達成!サンディエゴ・パドレスで躍動するダルビッシュ有を特集!
【関連記事】「夏の移籍はルーティンを壊すのでは?」米記者が立てた大谷翔平にまつわる“仮説”をマドン前監督が真っ向否定!「彼は構造化されているんだ」
ダルビッシュは立ち上がりを無失点に抑えると、2回は3アウトをすべて三振に斬って取る圧巻のピッチング。3点リードで迎えた4回、連続二塁打で1点を失い、なおも2死二塁のピンチを背負うが、最後はダリック・ホールをスライダーで空振り三振に仕留め、なんとか最少失点で踏ん張った。
5回、6回を無失点に封じ、フィリーズ打線に反撃する隙を与えず94球でまとめたダルビッシュは7回以降をリリーフ陣に託し、マウンドを降りた。チームは終盤に得点を重ね、11安打8得点で完勝(8対3)。ダルビッシュには4試合ぶりの白星が付いた。
ダルビッシュの力投に地元も熱狂だ。パドレスの公式ツイッターはベテラン右腕のハイライト動画を投稿。文面には「今夜のマウンドはダルビッシュが圧倒した」と綴り、フィリーズ強打者のバットが次々と空を切るシーンに「素晴らしい!」「惚れるぜ、ユウ!」「オオタニにだって負けていない!」「ユウは最高の投手だ」などのコメントで沸き、36歳の日本人右腕の快投劇を称える声が相次いだ。
加えて、この日のダルビッシュの好投には現地メディアも感服。米紙『The Brunswick News』は「ユウ・ダルビッシュが再始動した」と報じると、「ダルビッシュがオールスター休養明けから好調で、パドレスの攻撃陣も絶好調だった。シーズン後半戦の初戦をパドレスはダルビッシュで飾った」と背番号11の老練なピッチングを激賞した。
ダルビッシュにとっては、現地6月3日のシカゴ・カブス戦以来となるクオリティスタート(QS)だった。同紙はその点を高く評価し、「ダルビッシュはカブス戦後、4試合に登板したが3失点以上を許し、ピリッとしなかった。ここ15日間はウイルス感染で登板間隔があいていたが、感染症に耐えながら8キロの減量に彼は成功した」と体調不良からの調整ぶりにも注目した。「金曜日はダルビッシュにとって新たなスタートとなったが、パドレスの打者たちは休みに入る前と同じように打ち続けた」とベテランの復活を称え、今後の巻き返しに期待を寄せている。
この日はナックルカーブとスローカーブを効果的に織り交ぜ、フィリーズ打線に的を絞らせなかったダルビッシュ。いまひとつ調子が出ないなか、球宴によるブレイクを挟んで、ようやく右腕にエンジンがかかってきた。
構成●THE DIGEST編集部
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