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味方のエラーでがっくりの大谷翔平、8勝目ならず6回途中で降板。エンジェルスは球宴前から6連敗

THE DIGEST編集部

2023.07.15

6回途中で降板して5敗目を喫した大谷。(C)Getty Images

6回途中で降板して5敗目を喫した大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地7月14日、後半戦の初戦となったヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手兼DH」で出場し、投手として5回0/3、5失点で5敗目。打者としては5打数2安打(左前打2本)だった。

 3回まで無失点で切り抜けた先発の大谷は、2-0とリードして迎えた4回表に失点する。死球と2つの四球で満塁のピンチを迎え、1アウト後に7番コーリー・ジュルクスの右適時打と、8番ジェレミー・ペーニャの二塁ゴロで失点。2-2の同点に追いつかれた。

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 5回表にもアストロズに得点を許す。2番アレックス・ブレグマン、3番カイル・タッカーに連続二塁打を打たれると、4番ホゼ・アブレイユの三遊間に飛んだなんでもない打球を三塁手ルイス・レンヒーフォが失策して2-4。大谷はマウンドで両手を両ひざについて、がっくりとうなだれた。
 
 エンジェルスは5回裏に反撃に出る。大谷が左前打で出塁すると、続く3番テイラー・ ウォードが右前打で1死1・2塁。チャンスの場面で4番ミッキー・モニアック、5番レンヒーフォの代打エデュアルド・エスコバーが連続タイムリーを放って、4-4の同点に追いついた。

 6回表、大谷は先頭打者を四球を与えてしまい、ここで投手交代。大谷は首を振りながら不満げな様子でマウンドを降りた。後を継いだジェイコブ・ウェブは、しかしアストロズ打線の勢いを止められず、2四球と2被打で3失点。4-7とリードを許してしまった。

 7回に1点を返したエンジェルスだったが、反撃はここまでだった。5-7でアストロズに敗れてオールスター前から6連敗。今季初の借金2で、ワイルドカード獲得圏内までは6ゲーム差と、プレーオフが一層遠のく敗戦となった。

構成●THE DIGEST編集部

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