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「えげつない男だ!」吉田正尚の満塁HR&三塁打→6打点大爆発に米番記者も熱狂!「まだ価値が理解できないのか」

THE DIGEST編集部

2023.07.17

満塁HRを含む3安打6打点と大暴れした吉田。ア・リーグの打率ランキングでも2位に浮上した。(C)Getty Images

 ボストン・レッドソックスの吉田正尚が1試合6打点の離れ業だ。

 現地7月16日、レッドソックスは敵地でシカゴ・カブスと対戦。「5番・レフト」で先発出場した吉田が大爆発をみせた。

 まずは2対0で迎えた5回表だ。2死満塁の場面で、相手先発の名左腕スティールが投じた内角143キロの速球を見事にジャストミートすると、打球は一直線にライトスタンドへ。ライトの守備に入っていた鈴木誠也も見送るしかない今季2度目のグランドスラムを決め込んだ。

 さらに前日に30歳となったマッチョマンは、7回表1死一、二塁の局面で三塁打を放って2点を追加。9回表にもライト前ヒットを打つ"サイクルヒット王手"で、5打数3安打6打点を叩き出した。前日のゲームで連続マルチ安打の記録は8試合で止まったが、この日ふたたび猛威を振るった格好だ。レッドソックスは11対5で勝利し、50勝(44敗)に到達している。
 
 吉田の獅子奮迅のパフォーマンスを米メディアや番記者たちもこぞって絶賛。米スポーツベッティングサイト『DraftKings』に寄稿するジャレッド・カラビス記者は立て続けにツイッターを更新し、「マッチョマンはえげつない男だ」と称えつつ、「野球界の重鎮には、なぜレッドソックスが彼の獲得に大金を使ったのか、その価値を理解できない者がいる!」と断じた。

 3安打の猛打賞で今季100安打・50打点に到達し、打率を.317に上昇させた吉田。ア・リーグの打率トップであるディアス(タンパベイ・レイズ)の.323に「.006差」に肉薄する2番手へと躍り出ている。

構成●THE DIGEST編集部

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