３試合連続となる豪快ホームランへの反響が止まない。

　現地７月17日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でニューヨーク・ヤンキースと対戦し、４対３の劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。「２番・DH」で先発した大谷翔平が大仕事をやってのけたのは、１対３で迎えた７回裏の第４打席だ。相手右腕キングがカウント２－２から投じたストレートに迷わずバットを一閃！ 強烈にインパクトされた打球はあっという間に左中間スタンドへと飛び込んでいった。

　値千金の同点２ランとともに、話題を呼んだのが「バットフリップ」である。いまやホームランを打ったあとに大谷が披露するお馴染みのアクションで、バットにクルクルと回転をかけて放り投げるもの。今回のそれはあまりにも出来栄えが良く、「美しい」「クールだ」「過去最高」など米メディアや番記者たちもこぞって賛辞を送った。
  　米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストで大谷ウォッチャーを自認するベン・バーランダー氏もそのひとりだ。ツイッターを更新しては「華麗なバットフリップ」「こんなアングルもいいね」「何度観ても飽きないぞ！」と持ち上げ、試合終了からおよそ２時間後には「私は見つけたぞ！　史上最高のフォトだ」と綴って、大谷がまさにバットを放り投げる決定的な瞬間の一枚を紹介した。

　ちなみに「バットフリップ」は日本のツイッターで堂々のトレンドワード入り。今後もホームランを打つたびにその“芸術点”も注目を集めることになりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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