大谷翔平が放った強烈な35号２ランに、現地観戦した米ポップの大物も大喜びだ。

　現地７月17日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でニューヨーク・ヤンキースと対戦。10回裏、エンジェルスは４対３の逆転に成功してサヨナラ勝ちを収めた。「２番・DH」で先発出場した大谷は、１対３のビハインドを背負う７回裏に大仕事をやってのける。１死一塁の場面で打席に立つと、相手の右腕キングがカウント２－２から投じたストレートをジャストミート。これが左中間スタンドに飛び込む、値千金の同点２ランとなった。

　地元放送局『Bally Sports West』が大谷のホームラン動画を公式ツイッターで紹介すると、合間に映し出されたのが歓喜するブロンドヘアの女性だ。グラミー賞を過去３度受賞している「ノー・ダウト」のヴォーカリスト、グウェン・ステファニーさんで、ライブ中継中も何度か抜かれていた。大谷の劇的弾をスタンドで目撃し、周囲の人びととハイタッチを繰り返して熱狂する姿が紹介された。
  　さらに『Bally Sports West』は、サヨナラヒットを打ったマイケル・ステファニックとステファニーさんのスペルが一文字しか違わない点を指摘（最後にCがあるかないか）。するとファンからは「彼女は勝利の女神じゃないか！」「毎試合来てほしい」「すごいオーラを放ってたからね」といったコメントが寄せられた。

　快勝を飾ったエンジェルスは通算成績を47勝48敗としたが、ア・リーグ西地区では４位のまま。ワイルドカードの順位は７位で、進出圏内の３位から5.5ゲーム差につけている。

構成●THE DIGEST編集部

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