「オオタニが移籍するのは、ほぼ間違いない。それが8月1日までのトレード期間なのか、今オフのフリーエージェントなのか、それだけが問題だ」
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“大谷マニア”で知られる米『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は7月17日に「ショウヘイ・オオタニの移籍先候補ランキング」と題した記事を配信した。
この数週間、バーランダー氏は大谷のトレード説を何度も繰り返してきた。「MLB史上もっとも痛みを伴う決断」「今オフにフリーで出すくらいなら、トレードで他チームのプロスペクトを獲得して、エンジェルスは将来に備えるべき」といった論調だ。
そして、「エンジェルスはオオタニへのトレード・オファーに積極的に耳を傾ける可能性があるという報道が増えてきた」という状況も踏まえ、夏のトレードや今オフのFA(フリーエージェント)で移籍する可能性が高い5球団をチョイスした。
■5位 ニューヨーク・ヤンキース
「“トレード先の最有力”という最近の情報を基に5位に入れた。ただ、個人的にはヤンキース以外の4チームのほうが、可能性は高いと思っている。オオタニは西海岸にいたいだろうし、東海岸のチームに移籍した場合、何年もプレーできる場所なのか見定めるのに2~3か月はかかるだろう。もしヤンキースに移籍した場合、ゲリット・コールのような大投手を味方につけ、アーロン・ジャッジという最強打者の打線援護を受けられる。ただし、それでもヤンキースは望み薄だと思う」
■4位 シアトル・マリナーズ
「オオタニが2017年にマリナーズと契約しなかったのは、イチローがシアトルで打ち立てた金字塔に敬意を表しているから。少なくとも私はそう聞いている。それからもう6年。オオタニは自身の存在を十分に知らしめていて、我々は数々の偉業を目にしてきた。もはやイチローのレガシーとは関係なく、それぞれの功績を持つ選手として認知されている。そして先のオールスターでの“カム・トゥー・シアトル(シアトルに来て)”と呼びかけたファンの素晴らしさも知っている。オオタニがシアトルに辿り着くのは、そう遠い話ではないだろう」
■3位 サンフランシスコ・ジャイアンツ
「昨オフにジャッジとカルロス・コレアを獲得するために、最大限の手を尽くしたが、いずれも実現しなかった。もしオオタニがほしいのであれば、大きな出費を覚悟しないといけない。このチームにスーパースターはいないが、投手力はあるし、優秀な打者もいる。ここにオオタニのようなスター選手が加わることを想像してほしい。高額な小切手を渡す準備はできているはずだ。それはスポーツ史上最大額のFAになるだろう」
■2位 ニューヨーク・メッツ
「繰り返しになるが、オオタニが東海岸のチームでプレーするとは思っていない。とはいえ、メッツには“爆買い”で知られる名物オーナーのスティーブ・コーエンがいる。二刀流のスター選手がカネになびくとは思っていないが、それだけの資金があるということだ。メッツはオオタニとの関係性がある。ビリー・エプラーGMは、当時エンジェルスのGMとしてオオタニを獲得した人物で、さらに2015年以前にスカウトやGM補佐をしていたヤンキース時代にも、オオタニの獲得に動いていた」
■1位 ロサンゼルス・ドジャース
「完璧なチームで、オオタニが求めるすべてを備えている。オオタニの目標は勝利。ドジャースは勝てるチームであり、慣れ親しんだ西海岸のチームでもあるからだ。それ以上にドジャースが有力な理由がある。毎年のようにオフに大枚をはたくチームが、昨年のオフは静かだった。ドジャースは今オフにオオタニを獲得するために、大規模な出費を控えたのだ。すべてがぴったりと当てはまる予感がするのは、私だけではないだろう。今オフに大きな動きを見せるはずだ」
バーランダー氏は、このような予想を立てている。はたして大谷の去就はどのような結末を迎えるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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“大谷マニア”で知られる米『FOX Sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は7月17日に「ショウヘイ・オオタニの移籍先候補ランキング」と題した記事を配信した。
この数週間、バーランダー氏は大谷のトレード説を何度も繰り返してきた。「MLB史上もっとも痛みを伴う決断」「今オフにフリーで出すくらいなら、トレードで他チームのプロスペクトを獲得して、エンジェルスは将来に備えるべき」といった論調だ。
そして、「エンジェルスはオオタニへのトレード・オファーに積極的に耳を傾ける可能性があるという報道が増えてきた」という状況も踏まえ、夏のトレードや今オフのFA(フリーエージェント)で移籍する可能性が高い5球団をチョイスした。
■5位 ニューヨーク・ヤンキース
「“トレード先の最有力”という最近の情報を基に5位に入れた。ただ、個人的にはヤンキース以外の4チームのほうが、可能性は高いと思っている。オオタニは西海岸にいたいだろうし、東海岸のチームに移籍した場合、何年もプレーできる場所なのか見定めるのに2~3か月はかかるだろう。もしヤンキースに移籍した場合、ゲリット・コールのような大投手を味方につけ、アーロン・ジャッジという最強打者の打線援護を受けられる。ただし、それでもヤンキースは望み薄だと思う」
■4位 シアトル・マリナーズ
「オオタニが2017年にマリナーズと契約しなかったのは、イチローがシアトルで打ち立てた金字塔に敬意を表しているから。少なくとも私はそう聞いている。それからもう6年。オオタニは自身の存在を十分に知らしめていて、我々は数々の偉業を目にしてきた。もはやイチローのレガシーとは関係なく、それぞれの功績を持つ選手として認知されている。そして先のオールスターでの“カム・トゥー・シアトル(シアトルに来て)”と呼びかけたファンの素晴らしさも知っている。オオタニがシアトルに辿り着くのは、そう遠い話ではないだろう」
■3位 サンフランシスコ・ジャイアンツ
「昨オフにジャッジとカルロス・コレアを獲得するために、最大限の手を尽くしたが、いずれも実現しなかった。もしオオタニがほしいのであれば、大きな出費を覚悟しないといけない。このチームにスーパースターはいないが、投手力はあるし、優秀な打者もいる。ここにオオタニのようなスター選手が加わることを想像してほしい。高額な小切手を渡す準備はできているはずだ。それはスポーツ史上最大額のFAになるだろう」
■2位 ニューヨーク・メッツ
「繰り返しになるが、オオタニが東海岸のチームでプレーするとは思っていない。とはいえ、メッツには“爆買い”で知られる名物オーナーのスティーブ・コーエンがいる。二刀流のスター選手がカネになびくとは思っていないが、それだけの資金があるということだ。メッツはオオタニとの関係性がある。ビリー・エプラーGMは、当時エンジェルスのGMとしてオオタニを獲得した人物で、さらに2015年以前にスカウトやGM補佐をしていたヤンキース時代にも、オオタニの獲得に動いていた」
■1位 ロサンゼルス・ドジャース
「完璧なチームで、オオタニが求めるすべてを備えている。オオタニの目標は勝利。ドジャースは勝てるチームであり、慣れ親しんだ西海岸のチームでもあるからだ。それ以上にドジャースが有力な理由がある。毎年のようにオフに大枚をはたくチームが、昨年のオフは静かだった。ドジャースは今オフにオオタニを獲得するために、大規模な出費を控えたのだ。すべてがぴったりと当てはまる予感がするのは、私だけではないだろう。今オフに大きな動きを見せるはずだ」
バーランダー氏は、このような予想を立てている。はたして大谷の去就はどのような結末を迎えるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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