稀代の二刀流スターを巡る獲得レースは日増しに熱を帯びている。
MLB公式サイト『MLB.com』は、現地時間8月1日のトレード期限までに大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が移籍する場合の理想的な移籍先を新進気鋭のライター陣が選出。今シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となるエンジェルスの二刀流スーパースターを最も必要している球団を列挙した記事を配信した。
まず、ベテランのブライアン・マーフィー記者は「奇妙に思えるかもしれないが」と前置きしたうえで、アメリカン・リーグ東地区首位を走るタンパベイ・レイズを挙げる。「オオタニの目的が勝つことであるならば、球界で最も厳しいディビジョンを率いるチームでプレーすることが望ましい」と力説。「オオタニを獲得すれば、レイズ打線にこれ以上ない大きなインパクトを与えてくれる。サイ・ヤング賞候補のシェーン・マクラナハンと組ませることもできるだろう」と投打での相乗効果に期待を寄せている。
現在、エンジェルスが戦っているニューヨーク・ヤンキースを候補に抜擢したのは、テオ・デローザ記者だ。「アーロン・ジャッジとゲリット・コールというスター選手を擁するヤンキースは、オオタニを必要としないはずだった。しかし、今はオオタニが必要な存在だ」と断言する。
同記者はチームの主将で、大黒柱であるジャッジの足の指の負傷復帰にメドが立たないなか、大谷の打撃力は今のヤンキースに必要不可欠だと言及。さらに「カルロス・ロドンとネスター・コルテスのケガを考慮すれば、オオタニが先発ローテーションに加わるのは大歓迎だ」と記し、投手・大谷にも興味を示す。
MLB公式のデータ解析ツール「Statcast」で分析を担当するデイビッド・アドラー記者は、11日の球宴で大谷を上回るメジャー全体で最多投票を獲得した男との競演を熱望している。「オオタニとロナルド・アクーニャJr.が同じチームにいると想像してみてほしい。ひとりは現在世界最高の選手で、もうひとりは最もエキサイティングな選手だ。それだけでも、オオタニのアトランタ・ブレーブス移籍を実現させる価値がある」と大胆予測した。
他にも、大谷の移籍候補に度々挙がるロサンゼルス・ドジャースやサンフランシスコ・ジャイアンツなどもトップ10のうちに入るなか、MLB公式サイトでデータ部門に精通するサラ・ラングス記者は、過去多くの日本人スーパースターを受け入れてきた球団を名指しする。
「もし、マリナーズがプレーオフに進出するつもりなら、インパクトのあるトレードがすべてを変えるかもしれない。マリナーズは、オオタニをDHで起用することができる。先発投手陣の防御率はメジャーでもトップクラスだが、オオタニのような才能を受け入れる余地は常にある」
はたして、米識者らが予想した球団に大谷の意中の球団はあるのか。いずれにせよ、偉才が決断を下すチームには大きな影響を与えることは計り知れない。
構成●THE DIGEST編集部
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【関連記事】「監督をクビにせよ!」大谷翔平を"申告敬遠"しなかった指揮官にヤ軍ファンから怒りの声が殺到!「オオタニの恐ろしさを理解していない」
MLB公式サイト『MLB.com』は、現地時間8月1日のトレード期限までに大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が移籍する場合の理想的な移籍先を新進気鋭のライター陣が選出。今シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となるエンジェルスの二刀流スーパースターを最も必要している球団を列挙した記事を配信した。
まず、ベテランのブライアン・マーフィー記者は「奇妙に思えるかもしれないが」と前置きしたうえで、アメリカン・リーグ東地区首位を走るタンパベイ・レイズを挙げる。「オオタニの目的が勝つことであるならば、球界で最も厳しいディビジョンを率いるチームでプレーすることが望ましい」と力説。「オオタニを獲得すれば、レイズ打線にこれ以上ない大きなインパクトを与えてくれる。サイ・ヤング賞候補のシェーン・マクラナハンと組ませることもできるだろう」と投打での相乗効果に期待を寄せている。
現在、エンジェルスが戦っているニューヨーク・ヤンキースを候補に抜擢したのは、テオ・デローザ記者だ。「アーロン・ジャッジとゲリット・コールというスター選手を擁するヤンキースは、オオタニを必要としないはずだった。しかし、今はオオタニが必要な存在だ」と断言する。
同記者はチームの主将で、大黒柱であるジャッジの足の指の負傷復帰にメドが立たないなか、大谷の打撃力は今のヤンキースに必要不可欠だと言及。さらに「カルロス・ロドンとネスター・コルテスのケガを考慮すれば、オオタニが先発ローテーションに加わるのは大歓迎だ」と記し、投手・大谷にも興味を示す。
MLB公式のデータ解析ツール「Statcast」で分析を担当するデイビッド・アドラー記者は、11日の球宴で大谷を上回るメジャー全体で最多投票を獲得した男との競演を熱望している。「オオタニとロナルド・アクーニャJr.が同じチームにいると想像してみてほしい。ひとりは現在世界最高の選手で、もうひとりは最もエキサイティングな選手だ。それだけでも、オオタニのアトランタ・ブレーブス移籍を実現させる価値がある」と大胆予測した。
他にも、大谷の移籍候補に度々挙がるロサンゼルス・ドジャースやサンフランシスコ・ジャイアンツなどもトップ10のうちに入るなか、MLB公式サイトでデータ部門に精通するサラ・ラングス記者は、過去多くの日本人スーパースターを受け入れてきた球団を名指しする。
「もし、マリナーズがプレーオフに進出するつもりなら、インパクトのあるトレードがすべてを変えるかもしれない。マリナーズは、オオタニをDHで起用することができる。先発投手陣の防御率はメジャーでもトップクラスだが、オオタニのような才能を受け入れる余地は常にある」
はたして、米識者らが予想した球団に大谷の意中の球団はあるのか。いずれにせよ、偉才が決断を下すチームには大きな影響を与えることは計り知れない。
構成●THE DIGEST編集部
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