手痛い逆転負けを喫した指揮官が、ファンから容赦ない言葉を浴びせられている。
現地7月17日、ニューヨーク・ヤンキースは敵地でロサンゼルス・エンジェルスと対戦。3対3で延長に突入した激闘は、10回裏に決勝点を挙げたエンジェルスのサヨナラ勝ちで幕を閉じた。
その試合で大きな分岐点となったのが、7回裏の場面だ。2死一塁でヤンキースが対峙したのはエンジェルスの主砲である「2番・DH」の大谷翔平だ。その前の3打席はヒット、二塁打、申告敬遠だった。今回も申告敬遠が濃厚と見られ、実際に投手コーチがマウンドに上がったが、ベンチの指示は「勝負」。結果、2番手の右腕マイケル・キングがカウント2-2から投じたストレートを大谷にジャストミートされ、3対3のタイに持ち込まれた。
試合後、ヤンキースのアーロン・ブーン監督はこの判断について問われ、「もし(一塁走者のエデュアルド・エスコバーが)二塁にいて、ボールカウントが先行していたら考えたかもしれないが、そうではなかった。あの場面での(敬遠は)ない」ときっぱり。「後ろのバッターは打率.330も打っていたんだ。得点圏に進ませたくなかったし、同点のランナーも置くつもりはなかった。逆転されるかもしれなかったからね」と突っぱねた。
ヤンキースを応援する専門チャンネル『Talkin' Yanks』の公式ツイッターがこのブーン監督の会見の様子を映像で紹介。「ブーンはオオタニがホームランを打つ前に歩かせることを考えたかどうかを2回尋ねられ、自信たっぷりに8回も“ノー”と答えた」と書き添えると、ファン・フォロワーからは怒りに満ちたコメントが殺到した。
「オオタニの恐ろしさをまったく理解していないな!」
「いますぐ監督をクビにせよ!」
「もうブーンはNYで用済みだ」
「他の誰かと勘違いしていたんじゃないか?」
「歩かせないなんて冗談かと思ったよ」
「彼以外、球場のみんなが敬遠を確信していたぞ」
「敗戦の責任はすべて彼にある」
「弁明に必死だな。(地区で)最下位に落ちたぞ!」
などなど、枚挙に暇がないほどだ。
はたしてブーン監督とヤンキースは第2戦でリベンジを成し遂げるか。打者・大谷への対応策にもよりいっそうの注目が集まりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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その試合で大きな分岐点となったのが、7回裏の場面だ。2死一塁でヤンキースが対峙したのはエンジェルスの主砲である「2番・DH」の大谷翔平だ。その前の3打席はヒット、二塁打、申告敬遠だった。今回も申告敬遠が濃厚と見られ、実際に投手コーチがマウンドに上がったが、ベンチの指示は「勝負」。結果、2番手の右腕マイケル・キングがカウント2-2から投じたストレートを大谷にジャストミートされ、3対3のタイに持ち込まれた。
試合後、ヤンキースのアーロン・ブーン監督はこの判断について問われ、「もし(一塁走者のエデュアルド・エスコバーが)二塁にいて、ボールカウントが先行していたら考えたかもしれないが、そうではなかった。あの場面での(敬遠は)ない」ときっぱり。「後ろのバッターは打率.330も打っていたんだ。得点圏に進ませたくなかったし、同点のランナーも置くつもりはなかった。逆転されるかもしれなかったからね」と突っぱねた。
ヤンキースを応援する専門チャンネル『Talkin' Yanks』の公式ツイッターがこのブーン監督の会見の様子を映像で紹介。「ブーンはオオタニがホームランを打つ前に歩かせることを考えたかどうかを2回尋ねられ、自信たっぷりに8回も“ノー”と答えた」と書き添えると、ファン・フォロワーからは怒りに満ちたコメントが殺到した。
「オオタニの恐ろしさをまったく理解していないな!」
「いますぐ監督をクビにせよ!」
「もうブーンはNYで用済みだ」
「他の誰かと勘違いしていたんじゃないか?」
「歩かせないなんて冗談かと思ったよ」
「彼以外、球場のみんなが敬遠を確信していたぞ」
「敗戦の責任はすべて彼にある」
「弁明に必死だな。(地区で)最下位に落ちたぞ!」
などなど、枚挙に暇がないほどだ。
はたしてブーン監督とヤンキースは第2戦でリベンジを成し遂げるか。打者・大谷への対応策にもよりいっそうの注目が集まりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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