サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は現地７月19日、敵地でのトロント・ブルージェイズ戦に先発登板し、６回を投げて被安打４、奪三振７の無失点。２対０の勝利に貢献し、今季７勝目をマークした。

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　初回に２死満塁のピンチを招くなど、やや不安定な立ち上がりだった。２回以降もランナーを出しながら、しかし要所を抑えたダルビッシュ。６勝目を挙げた前回登板から中４日で登板したこの日も、白星を呼び込むベテランらしいピッチングを披露した。
  　MLB公式サイト『MLB.com』は、ブルージェイズ戦でのダルビッシュのピッチングについて「調子を取り戻しつつある」として、「復帰後の３度の先発で防御率2.25を記録している」と高評価。「ブルージェイズ戦は、ダルビッシュの素晴らしい投球をはじめ、他のすべてがうまくいった」と勝利を称えている。

　開幕から打撃陣の不調などによりチームが低迷し、浮上の兆しが見えないままシーズンを折り返したパドレスだったが、７月に２度の３連勝とチーム状態は上向き。同メディアは、「まだパドレスがプレーオフ争いに加わる可能性もある」とも主張する。

　通算成績では勝率５割を切っているものの、ダルビッシュの力強いマウンド姿がチームに勢いを与えたことは間違いないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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