エンジェルスの大谷翔平は現地７月27日の敵地タイガース戦ダブルヘッダー第１試合に２番・投手兼ＤＨで先発出場。メジャー初完投初完封で今季９勝目を手にした。

　予定より１日早い中５日での登板となったが、３回までは４三振を含むパーフェクトピッチングと好調な立ち上がりを見せた大谷。５回には先頭のケリー・カーペンターに初安打を許したものの、その後もスイーパーと４シームを駆使してタイガース打線を寄せ付けない。また、エンジェルス打線も大谷の好投に応えるように着実にタイムリーを重ね、７回までに５点を援護する。
  　１安打２四球で出したランナーをすべてダブルプレーで片づけ、７回までに80球とテンポ良く来た大谷は、今季最長となる８回のマウンドにも上がってここも無失点。９回のマウンドにも上がり、三者凡退でゲームセット。

　打つ方では５打数無安打２三振と良いところがなかったものの、９回で全111球を投じて１安打３四球８奪三振とピッチングはまさに完璧。メジャー初完投初完封のおまけつきで今季９勝目を手にした。

構成●SLUGGER編集部

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