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好調の要因は「自信と確信だ」ブルージェイズ指揮官が菊池雄星を絶賛!「誰よりも安定したパフォーマンスを見せている」

THE DIGEST編集部

2023.08.10

7回を1失点に抑えた菊池。打線の援護がなく敗戦投手になったが、調子は上々だ。(C)Getty Images

7回を1失点に抑えた菊池。打線の援護がなく敗戦投手になったが、調子は上々だ。(C)Getty Images

 トロント・ブルージェイズの菊池雄星投手の調子が上向きだ。現地8月8日に登板したクリーブランド・ガーディアンズ戦で菊池は、7回を投げて被安打3の1失点。打線の援護がなく、0対1で敗れたため敗戦投手となったが、投球内容は申し分なかった。

【動画】ベースカバーに入った菊池が素手で捕球!

 カナダの日刊紙『Toronto Star』は、「キクチの珠玉の投球を、打撃陣が無駄にした」と見出しを打ち、「先発した直近5試合で防御率1.24の好成績を出しているが、打線の援護がなく、わずか2勝に終わっている」と得点力不足を嘆いている。

 また、菊池の“素手キャッチ”にも触れている。3回一死の場面でスティーブ・クアンのゴロを、一塁手のブラディミール・ゲレーロJr.が捕球してベースカバーに入った菊池にトス。この送球を菊池はグローブではなく素手の左手でキャッチしてアウトにしてみせた。同紙はこのプレーにも言及して「歩幅を崩すことのないプレー。抜群のセンスを見せた」とたたえた。
 
 さらにMLB公式サイトは、菊池の活躍ぶりについてブルージェイズのジョン・シュナイダー監督のコメントを引用。「キクチがこの安定したパフォーマンスをみせてくれていなかったら、チームはどうなっていたかわからない。多くの三振を奪い、耐久性もあり、何より安定している。素晴らしい投手だ」と伝えている。

 指揮官は菊池の好調の要因を「自信と確信だ」と表現し、「この数か月、他の誰よりも安定したパフォーマンスを見せている」と高い評価を与えている。ガーディアンズ戦では勝利こそ逃したものの、菊池のパフォーマンスは上々だった。次回の登板では2試合ぶりの勝利を期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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