ヤクルトの村上宗隆が８月16日、本拠地・神宮球場でのDeNA戦に４番・サードで先発出場し、先制の23号ソロを含む３打数２安打２打点と躍動した。主砲の活躍でヤクルトはDeNAの終盤の猛追をかわして８対６で勝ち切った。
  　球団通算8500号となるメモリアルアーチは、２回の第１打席に飛び出した。DeNA先発のエース左腕・今永昇太と対峙した村上は、５球目に投じられた低めのツーシームを逆らわずに強振すると、打球は左中間方向へぐんぐん伸びてそのままスタンドイン。節目の一発でチームに先制点をもたらした。勢いに乗った村上は３回の第２打席でも、今永から適時二塁打を放ち存在感を示した。

　試合後のお立ち台では、ホームランの感触について「良かったです。ありがとうございます」などと語った村上。最後にファンへのメッセージを求められると、「余談なんですけど…」といきなり話題を方向転換。そして、この日猛打賞のオスナとの会話を明かした。
「朝、球場に来たらいつもサラダを食べないオスナがサラダを食べていたので、『なんでいつもサラダを食べないんだ』って聞いたら『（サラダを食べないと）太るから』と言ってました。でも、今日はサラダを食べて３安打していたので、明日は僕もサラダを食べたいなと思います」

　序盤戦は不振に見舞われた昨シーズンの三冠王だが、７、８月は月間打率３割台をマークし完全復調。本塁打数１位の岡本和真とはまだ９本差あるが、どこまで迫れるのか注目されるところだ。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】メモリアルが似合う漢！ 村上宗隆が球団通算8500号となる23号ソロ

【関連記事】「とんでもねえ」村上宗隆が燕通算8500号のメモリアル弾！ DeNAエース左腕からの逆方向弾にファン騒然「なんやかんや30本行くな」

【画像】リン・シャンが公開した“ベッドの上で谷間ドキリ”な３枚をチェック！