全国高校野球選手権大会12日目、準々決勝の第３試合で神村学園（鹿児島）がおかやま山陽（岡山）を下して初の４強に進出した。鹿児島勢の４強入りは、2006年の鹿児島工以来17年ぶりだ。

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　試合が動いたのは、０対０で迎えた８回表だった。１死一、三塁の場面で神村学園の４番・正林輝大が均衡を破る右前適時打を放つと、５番・岩下吏玖も適時打で続いて２対０とリードを広げた。

　さらに２死満塁で８番・松尾大悟が走者一掃の適時二塁打を放ち、神村学園が一挙に５点を奪った。９回にも１点を加えた神村学園は、先発の松永優斗、２番手の黒木陽琉がおかやま山陽を無失点に抑えて６対０で勝利。初めて４強に進出した。
  　SNS上では、「緊張感のある試合だった」「強打が止まらないぞ」「勝ったのか、すごいな」「いい夢をみさせてもらっている」「涙が止まらない」「今年の神村は強い」「ベスト４とは。感謝しかない」「初のベスト４おめでとう」といったコメントが続々と挙がり、神村学園の勝利を祝福した。

　敗れたおかやま山陽に対しても、「惜しかったな」「初出場でよく頑張った」「いい夢をみた。ありがとう」「勇気をもらえたよ」「最後に力尽きたけど、大健闘だった」「いいチームだった」「感動をありがとう」「母校の活躍を誇りに思う」「胸を張って帰ってきて」などと称える声が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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