高校野球

「観戦モラルを見直した方がいいのでは」仙台育英OBが慶應の“肩組み応援”に苦言! 甲子園ルールに則り持論を展開「タオル振りと同じようなこと」

THE DIGEST編集部

2023.08.26

23日に行なわれた決勝では多くの慶應OBによって甲子園のスタンドは埋まった。(C)THE DIGEST写真部

 慶應(神奈川)が107年ぶり2度目の優勝を飾り幕を閉じた甲子園。

 去る8月23日、前回王者の仙台育英(宮城)を8対2で下し、全国の頂に上りつめた同チーム。伝統校なだけあって甲子園のスタンドには多くの慶應OBやファンが集った。試合中には、両隣の人と肩を組み、横に揺れながら大合唱が行なわれた。

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 この時の応援の方法に異議を唱える仙台育英OBがいる。2008~2010年度に同校に所属した田中一也氏だ。「てかタオル回し禁止になった理由わかる?球場全体がタオル回しをして『球場全体が敵に見えた』 ん?今日の慶應義塾戦はどうだった? 明らかに仙台育英は球場全体がアウェイで敵に見えたんじゃないかな?」と苦言を呈した。
 
「アルプスの応援団はいいと思う」と補足した同氏は、「けど、その他の指定席に座ってる方々の観戦のモラルというところも今後見直した方がいいんじゃないか?」と提言。

 実際、甲子園観戦ルールには「ハイタッチや肩組み、座席の上に立つ行為、1か所に集まる行為、タオルを振り回す行為、旗・幟を掲げること、試合に関係ない示威行為、他の観客の迷惑となる行為は禁止します」と記載されている。

 このルールに則り、フォロワーからの返信に対して「肩を組んで横に揺れて選手の視界が全体的に敵に見えるんではないか」「タオル振りと同じようなことだと思いますね」とも付け加えていた。

構成●THE DIGEST編集部

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