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「ゲンキデス!!ショウヘイ!」打球速度186キロ!?右肘損傷で二塁打を放つ大谷翔平に”日本語”で現地実況!敵地記者も戦慄の衝撃音

THE DIGEST編集部

2023.08.26

大谷は3回に先制点のきっかけとなる二塁打を放った。(C) Getty Images

大谷は3回に先制点のきっかけとなる二塁打を放った。(C) Getty Images

 偉才のバットが、勝利への呼び水となった。

 ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でニューヨーク・メッツと対戦した。大谷翔平は「2番・指名打者」で先発出場し、2打数1安打3四球。3回には先制点のきっかけとなる二塁打を放ち、3対1の勝利に貢献した。

 マウンドには、今季からメジャー入りした千賀滉大が登板。初めて実現した注目の日本人対決は第2打席、無死一塁で大谷が千賀の投じた真ん中甘めのカットボールを右手一本でライトに弾き返した。

 打球速度115.4マイル(約185.7キロ)を記録する鋭い弾丸ライナーが右翼線を襲うと、現地実況は「ゲンキデス!!ショウヘイ・オオタニ!」と日本語で表現するほど大興奮。余裕で二塁に到達した大谷に敵地ながら大きな拍手が送られると、「まるでホームのような応援だ」と球場の雰囲気を伝えた。偉才が広げたチャンスを、エンジェルスは犠飛と中適時打で2点を加えた。
 
 23日のダブルヘッダー第1試合で投手として登板も、44号2ランを放った直後の2回に緊急降板。のちに「右肘靭帯損傷」と診断され、今シーズンは登板する機会が失った大谷。怪我の具合が心配されるなか、周囲の不安を吹き飛ばすかのような力強いバッティングに現地メディアも驚きを隠せない。

 メッツの地元放送局『SNY』をはじめ、MLB公式が運営する人気専門チャンネル『MLB Network』にも出演するメッツ番記者のアンソニー・ディコモ氏は、大谷が千賀からツーベースを打った場面について「ショウヘイ・オオタニは右肘を痛めながらも、コウダイ・センガの球を打ち飛ばし、115.4マイルの打球速度で二塁打にした」と驚愕。加えて、「バットとボールがぶつかる衝撃音は、シティ・フィールドの観衆を 『おおっ!』と唸らせた」と自身のX(旧ツイッター)に綴り、日本人対決に酔いしれた。

 さらに、この男も偉才のパフォーマンスに開いた口が塞がらない。稀代の大谷マニアとして周知されている米放送局『Fox Sports』のベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニが二塁打だ!」とXに報告すると、文末には「右肘靭帯を損傷しているにも関わらずだ」と付け加え、右肘を損傷しているとは思えないスイングだと驚嘆した。

 たとえ投手としての出番はなくなっても、打者として出場を続ける意向を示した大谷。まさにリーダーたる所以の存在感で、チームを牽引している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「ゲンキデス!!ショウヘイ!」大谷が千賀滉大から火を噴く二塁打!

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