MLBのウェーバー移籍期限が31日（日本時間９月１日）に終了し、ロサンゼルス・エンジェルスの５選手の移籍先が決定した。チーム総年俸額がぜいたく税の基準にかかるため、エンジェルスはコストカットを目的に５選手を放出した。

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　ルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペス、マット・ムーアの３投手はいずれもクリーブランド・ガーディアンズに、ハンター・レンフロー外野手はシンシナティ・レッズに、ドミニク・リオーネ投手はシアトル・マリナーズに、それぞれ移籍している。
  　先発右腕のジオリトは現地７月27日にトレードでシカゴ・ホワイトソックスからエンジェルスに加入。勝ち星を期待されたが、６試合に登板して１勝５敗、防御率6.89と結果を残せなかった。ジオリトと一緒に今夏にホワイトソックスから加入した救援のロペスも、約１か月でガーディアンズに放出された。

　今年２月にエンジェルスと１年契約を結んだ34歳のベテラン、ムーアも同じくガーディアンズへ。ウェーバーにかけられた後の現地30日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で、４打数３安打、１本塁打、４打点を挙げたレンフローは、大谷翔平に次ぐチーム２位タイの19本塁打を放ちながら、レッズへの移籍が決定した。

　なお、ウェーバーリストに入っていたランダル・グリチック外野手には、獲得に手を挙げる球団がなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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