現地９月２日、ロサンゼルス・エンジェルスはオークランド・アスティックスと対戦し、大谷翔平は「２番・指名打者」で先発出場し、２打数無安打、申告敬遠を含む３四球で５試合ぶりのノーヒット。チームは１対２で敗れ、借金は今季最多「８」に膨れ上がった。

　大谷は初回、無死一塁の第１打席は四球、１点リードの３回無死の第２打席はチェンジアップを引っ掛け遊ゴロに倒れた。

　４回に逆転されたエンジェルスは５回、１死二塁で迎えた大谷の第３打席で異様な光景が起きた。アスレティックスが大谷との勝負を避けて申告敬遠すると、本拠地のファンから大ブーイングが起こった。
  　なかなか勝負をさせてくれない大谷は７回１死一、二塁の第４打席は遊飛。１点を追う９回２死三塁、５度目の打席も申告敬遠を受けた。これで今季21個目の申告敬遠は、ア・リーグ最多を更新。大谷が広げた一打逆転のチャンスだったが、続くブランドン・デュルーリーは力なく中飛に倒れ、ゲームセット。エンジェルスは勝率３割を切るメジャー断トツ最下位の相手に２連敗を喫した。

　頼みの綱の大谷は今季ワーストの９戦連続ノーアーチ。低迷するチームに歩調を合わすかのようにバットから快音が出ない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平の申告敬遠に敵地から大ブーイング!?

【関連記事】「もはやコメディ」エンジェルス、ウェーバーで５選手放出も、ぜいたく税の基準をクリアできず「何もかもうまくいかない」とファン憤慨

【関連記事】「完全に終わった」エンジェルス主力６人のウェーバー公示に米衝撃！突然の”解体”に怒り心頭「私がオオタニなら…」