メジャーで異彩を放つ”ユニコーン”が、偉大なレジェンドたちと肩を並べた。
現地9月3日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)はオークランド・アスレティックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。5回に四球で出塁すると、今季20個目の盗塁を決めて、メジャー2度目の「40本塁打&20盗塁」の記録を達成した。
エンジェルスが3点をリードした5回表、1死走者なしで大谷はカウント3-1から低めのシンカーを見逃して、第1打席に続き2つ目の四球を選んだ。前日には申告敬遠を含む3四球で敵地ながら大ブーイングが起こっており、この試合も一発を期待するファンから再びブーイングが沸いた。
だが偉才の所以か、騒然となった球場の雰囲気を大谷は自らガラリと変える。続くブランドン・デュルーリーの2球目に盗塁を敢行。捕手も送球できないほど完璧なタイミングで、二盗に成功した。この走塁に先ほどまでブーイングをしていたファンは、エンジェルスの背番号17に喝采を送った。
大谷の盗塁数は、これで今季20個目に到達。2021年(46本塁打&26盗塁)以来2年ぶり2度目となる「40-20」を達成した。ちなみに、メジャーで複数回の「40-20」達成者はハンク・アーロン、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィーJr.らに続いて史上8人目の快挙。メジャーの歴史に名を刻んだスラッガーたちに並んだ。
この場面をMLB公式はX(旧ツイッター)に投稿すると、日米ファンから「オオタニが球場を席巻!また新たな歴史を作った」「アメージングだ」など賛辞が寄せられるも、ア・リーグ西地区で低迷する両チームの体たらくに対し「盗塁することしか盛り上がらないw」「誰もカバーに入らない」「消化試合なのに、勝負せず四球に逃げるアスレティックス」「誰よりも喜びをもたらしてくれる男が、なぜこんなチームでプレーしているんだ?」といった嘆く声も少なくない。
なお試合は、6回にアスレティックスが4点を挙げて逆転すると、7回には打者11人の猛攻を浴びせ一挙6得点。エンジェルスは9回に2点を返すのがやっとで、6対10で完敗。頼みの綱の大谷も2試合連続ノーヒットに終わった。
屈辱のスイープ(3連敗)を喫し、大谷の「40-20」のメモリアルゲームを飾れなかったエンジェルス。地元紙『LA Times』のビル・シェイキン記者は「エンジェルスがスイープされ、アスレティックスのMLBワースト記録はなくなった。現在はカンザスシティ・ロイヤルズだ(42勝96敗)」とア・リーグ西地区断トツ最下位のチームに力負けしたエンジェルスに落胆。続けて、「チームが8年連続の負け越しを避けるためには、あと17勝8敗で終える必要がある」と自身のXに綴り、もはや自暴自棄になっている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平が今季20個目のスチール成功!!メジャー2度目の40本塁打&20盗塁!
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【関連記事】「完全に終わった」エンジェルス主力6人のウェーバー公示に米衝撃!突然の”解体”に怒り心頭「私がオオタニなら…」
現地9月3日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)はオークランド・アスレティックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。5回に四球で出塁すると、今季20個目の盗塁を決めて、メジャー2度目の「40本塁打&20盗塁」の記録を達成した。
エンジェルスが3点をリードした5回表、1死走者なしで大谷はカウント3-1から低めのシンカーを見逃して、第1打席に続き2つ目の四球を選んだ。前日には申告敬遠を含む3四球で敵地ながら大ブーイングが起こっており、この試合も一発を期待するファンから再びブーイングが沸いた。
だが偉才の所以か、騒然となった球場の雰囲気を大谷は自らガラリと変える。続くブランドン・デュルーリーの2球目に盗塁を敢行。捕手も送球できないほど完璧なタイミングで、二盗に成功した。この走塁に先ほどまでブーイングをしていたファンは、エンジェルスの背番号17に喝采を送った。
大谷の盗塁数は、これで今季20個目に到達。2021年(46本塁打&26盗塁)以来2年ぶり2度目となる「40-20」を達成した。ちなみに、メジャーで複数回の「40-20」達成者はハンク・アーロン、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィーJr.らに続いて史上8人目の快挙。メジャーの歴史に名を刻んだスラッガーたちに並んだ。
この場面をMLB公式はX(旧ツイッター)に投稿すると、日米ファンから「オオタニが球場を席巻!また新たな歴史を作った」「アメージングだ」など賛辞が寄せられるも、ア・リーグ西地区で低迷する両チームの体たらくに対し「盗塁することしか盛り上がらないw」「誰もカバーに入らない」「消化試合なのに、勝負せず四球に逃げるアスレティックス」「誰よりも喜びをもたらしてくれる男が、なぜこんなチームでプレーしているんだ?」といった嘆く声も少なくない。
なお試合は、6回にアスレティックスが4点を挙げて逆転すると、7回には打者11人の猛攻を浴びせ一挙6得点。エンジェルスは9回に2点を返すのがやっとで、6対10で完敗。頼みの綱の大谷も2試合連続ノーヒットに終わった。
屈辱のスイープ(3連敗)を喫し、大谷の「40-20」のメモリアルゲームを飾れなかったエンジェルス。地元紙『LA Times』のビル・シェイキン記者は「エンジェルスがスイープされ、アスレティックスのMLBワースト記録はなくなった。現在はカンザスシティ・ロイヤルズだ(42勝96敗)」とア・リーグ西地区断トツ最下位のチームに力負けしたエンジェルスに落胆。続けて、「チームが8年連続の負け越しを避けるためには、あと17勝8敗で終える必要がある」と自身のXに綴り、もはや自暴自棄になっている。
構成●THE DIGEST編集部
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