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鈴木誠也が昨季超えの15号ソロ弾!「シーズンを通しての活躍が待ちきれない」と地元記者から期待の声も

THE DIGEST編集部

2023.09.05

2安打3打点と猛威を振るった鈴木。(C)Getty Images

 好調を維持する日本人野手が"昨季超えの豪快弾"だ。

 現地9月4日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、本拠地リグリー・フィールドで行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「6番・右翼」として先発出場し、4試合ぶりの15号ソロを放つなど、4打数2安打3打点と躍動。これでメジャー1年目の昨季に記録した14発を上回り、自己最多を更新した。試合後の打率は.267、OPSは.790に向上している。

【動画】右翼スタンドに叩き込んだ鈴木の15号ソロをチェック!

 球場を大いに沸かせたのは、両チーム無得点の2回1死走者なしという場面だ。鈴木はジャイアンツの先発右腕ローガン・ウェブに2球で追い込まれながらも、カウント1ー2からの4球目ストレートを強振。これが打球速度106.2マイル(約170.9キロ)、飛距離432フィート(約131.6メートル)を計測する右中間スタンドへの先制アーチとなった。
 
 その後、7回の第3打席でも適時二塁打を放った鈴木には、現地から称賛の声が続々と挙がった。地元紙『Chicago Tribune』のメーガン・モンテムーロ記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「2回に先制弾を放ち、7回1死二塁という場面では(同僚のコディ・)ベリンジャーをホームに迎え入れ、2対0とリードを広げた」と貴重な働きぶりを伝えている。

 また、8月前半にスタメンを外れる試合が目立った鈴木だが、カブス専門ポッドキャスト『CHGO Cubs』のコディ・デルメンド氏は、「スズキのシーズンがシンプルな形で復活したことを忘れてはいけない」と指摘し、地元ニュースサイト『Bleacher Nation』のマイケル・セラミ記者は、「シーズンを通した彼の活躍が待ちきれない」とさらなる期待を記していた。

 この試合はカブスが5対0と完勝。前日のシンシナティ・レッズ戦に続いて2連勝を飾り、ワイルドカード争いでも2位と好位置につけている。

構成●THE DIGEST編集部

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